お彼岸のお供物に故人が生前好きだった食べ物を上げる方法は?
2018/05/02
お彼岸は、春(3月)と秋(9月)にありますね。
お彼岸のお供えものには、「ぼた餅」や「おはぎ」が有名ですね。
ただ、できれば、本当は故人が最も好きだったものをお供えしたいものですね。
ここでは、故人が生前に好きだった食べ物をお供えする方法をお伝えしましょう。
ちょっとおもしろいですよ。
お彼岸のお供え物は何がベストか?
お彼岸には、昼と夜の長さが同じになるため、この世とあの世(彼岸)が通じやすいと言われています。
春彼岸は、毎年3月の春分の日を挟んで前後3日の合計7日間ですね。
秋彼岸は、毎年9月の秋分の日を挟んで前後3日の合計7日間ですね。
昔から、お彼岸には先祖様を供養する期間としてお墓参り等をする方が多いですね。
そんな時のお彼岸のお供えものはどんなものがいいんでしょうか?
日本も広いので、地域性は若干あるものの、一般的には「ぼた餅」や「おはぎ」が有名ですよね。
春のお彼岸では、牡丹の花にちなんだ牡丹餅(ぼたもち、こしあん)で、秋のお彼岸では、萩の花にちなんだお萩(おはぎ、粒あん)が多いですね。
場所によっては、年中、おはぎと呼ぶところもあるようです。
小豆は、昔から邪気を払うとして先祖様の供養に使われてきたもので、そうゆう意味ではぴったしなわけです。
ただ、お彼岸に全員がおはぎをもってきても、多すぎますし、日持ちもしないので、この頃は、日持ちのするお菓子や果物などをお供えする場合が多くなっているように感じます。
そんなわけで、お彼岸のお供え物は、お参りする側の都合で結構決めていることが多いようですね。
仏壇やお墓に上げてお祈りしたあとは、お下がりとして、その場で食べることもしばしばですし、孫などに持って帰らせることも良くありますよね。
まあ、それはそれでいいんです。
そんな日本の伝統に異議を唱えるつもりは全くありませんが、本当の意味で故人を偲ぶなら、故人が生前に好きだったものをお供えしたいと思いませんか?
例えば、故人が日本酒が好きだったとかビールが好きだったのなら、よくお墓にも日本酒や缶ビールがお供えしているのをみることがあります。
ただ、うにの握り寿しが好きだったとか、ラーメンが好きだったとか、そうゆう物はお供えすることができませんね。
これ常識です。まさか、お墓の前ににぎり寿しが置いてあるとは思えませんよね。
お彼岸のお供え物を故人の好物にこだわる!
でも、お彼岸のお供え物を故人の好物にこだわる方法があります。
それは、ズバリ、その好物に似せて作られたロウソクをお供えすることです。
本物そっくりですし、お墓でもカラスなどに荒らされませんし、その場で燃やしてなくなりますから、ゴミの問題にもなりません。
そしてなにより、故人が美味しそうに食べていた姿を偲ぶことができるのではないでしょうか。
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これら以外にも、いろいろありますから、故人の好物を探してみてくださいね。
お彼岸のお供え物を故人の好物の香りにこだわる!
お彼岸のお供え物に好物のロウソクをお供えして、火を灯すと、徐々に蝋が溶けて無くなって行きます。
まるで故人が食べてくれたような、そんな錯覚を感じることができるかもしれません。
さて、先ほどは見た目を重視したロウソクでしたが、故人の好物の匂いを再現している線香もあります。
サクマドロップス、不二家ミルキー、いちごみるく、夕張メロンキャラメル、ボンタンアメなど、いろいろな香りがありますね。
これらも、ほのかな香りを故人に伝えることができるのではないでしょうか。
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まとめ
●お彼岸には、やっぱり、故人の好物をお供えしたいものです。
●お寿司やラーメンといった好物の形をしたロウソクがおすすめです。
●好物の香りのする線香もおすすめです。