京都の花見!屋台や桜茶屋がある絶対おすすめの6選!
2019/01/26
京都といえば、街全体が日本を代表する観光地であり、1年を通して見どころ満載の魅力的な街ですよね。
桜の季節の京都も、和の風景が素晴らしいのですが、お寺の境内の桜が名所となっていることもあって、全体に屋台が少ない印象ですよね。
そこで、ここでは、屋台や茶屋があって、手ぶらで気軽に行ける京都の花見スポットをご紹介しましょう。
ということで、今回のキャッチフレーズは、「そうだ 花見、行こう。」
嵐山(あらしやま)
嵐山といえば、春の桜、秋の紅葉、いずれの時期も自然がいっぱいで有名な景勝地ですね。
桜の時期には、山全体が緑とピンクのコントラストで美しい彩りを見せてくれます。
桂川とその上にかかる渡月橋(とげつきょう)の景観は、誰が見ても嵐山だとわかる特別な景観ですよね。
やはり155mもある渡月橋のインパクトは大きい。
さて、屋台は、嵐山公園中之島地区(通称、中之島公園)に多く出ますよ。
満開の桜をバックに軒を連ねる屋台の景観もまたいい感じです。
定番の焼きそば、お好み焼き、たこ焼き、りんご飴から、みたらし団子、豚まん、京うどん、鮎の塩焼きなど、種類もたくさんあります。
桜の下で食べると、またうまさ倍増ですよね。
温かい日なら、川べりに座って桂川と渡月橋を見ながらの花見も気持ちいいですね。
また、ここには茶屋や飲食店も多く、おでんなど暖かいものを椅子に腰掛けて食べることもできるのは嬉しいですね。
軽く一杯やりたくなっちゃいます。
本格的な和食料理に店もありますし、とにかく、食べることには事欠かない嵐山です。
夜には日没~22時まで、ライトアップされて、特に闇夜に映し出されるシダレザクラの妖艶さは素晴らしい。
夜になって少し寒くなったら、渡月橋を渡って湯豆腐でも食べるのがおすすめですね。
京都の湯豆腐は、美味しいんですよ。
嵐山の湯豆腐のお店なら、こちらの記事もどうぞ。
「嵐山の湯豆腐で安いランチ!絶対お薦めの5店!2000円以下!」
◆嵐山 中之島公園 基本情報
住所:京都府京都市右京区嵐山公園 中之島地区
電話:075-701-0101
アクセス:JR嵯峨嵐山駅 徒歩約10糞
阪急嵐山線嵐山駅 徒歩約5分
嵐電嵐山本線嵐山駅 徒歩約5
花見の時期:3月中旬 ~ 4月中旬
入場料:無料
入場時間:24時間
定休日:無休
URL: https://www.jalan.net/kankou/spt_22322ac2100131447/
淀川 背割堤(よどがわ せわりてい)
京都市から電車で南に30分程の八幡市には、京都でも有数の桜名所「淀川背割堤」があります。
京都市からのアクセスは少し不便ですが、是非とも行きたい桜の名所ですね。
なんといっても、京都で人気ナンバーワンですからね。
正式名称は、「国営公園 淀川河川公園背割堤地区」といいます。
「背割堤(せわりてい)」とは、2つの川が合流するときに、流れの異なる2つの河川の合流を滑らかにするために設置される堤防のことで、ここでは、宇治川と木津川の合流部の1.4㎞の長さの堤防を指します。
この背割堤の真ん中の1番高い尾根にあたるところに歩道があって、その両側に桜が植えられているため、桜が満開になると、まさに、「桜のトンネル」になるんですね。
細長い背割堤に沿って、ソメイヨシノが248本植えられていて、長~い桜のトンネルを作る様は、まさに圧巻です。
こんな大迫力の「桜のトンネル」は、他ではなかなか見られないですね。
歩きながらついつい、上を見上げてしまいます。
この時期に行われる「八幡桜まつり」は、毎年20万人以上の観客を集める人気の祭りで、例年4月1日から約10日間ほど開催されます。
桜の道の両側は下り斜面となっていて、河原ではバーベキューをすることもできますし、普段駐車場になっている場所には、屋台もたくさん出店されるので、ここで食べ物は確保できますね。
屋台はちょっと味気ない駐車場にありますが、すぐそこが桜のトンネルですから、気分は盛り上がってきますね。
定番のから揚げ、ポテト、たこ焼き、焼きそばなどから、パンとかお寿司、弁当も売ってますよ。
ここで、買って食べならの散策もよし、その辺の河原に腰をおろして、ゆったり食べるもよし、ですね。
ちなみに、現地には自販機もコンビニもありませんので、予め、飲み物などは持っていくのがおすすめです。
露店の飲み物は高いですからね。
桜がある場所は、堤防の上の小道ですし、バーベキューやお弁当を広げるのはどうしても河原になりますから、必然的に、場所が別々になるので、お互いに邪魔にならずに、いいです。
近くに大学がないせいか、あまり騒がしくもないので、比較的静かに落ち着いて鑑賞できるのもいいところですね。
場所柄、ライトアップはありません。
ライトアップしたら凄い綺麗だろうな~。
◆淀川 背割堤 基本情報
住所:京都府八幡市淀川河川公園 背割堤地区
電話: 075-981-1141(八幡市観光協会)
アクセス:京阪電車八幡市駅 徒歩約10分
花見の時期:3月下旬~4月上旬
入場料:無料
入場時間:24時間
定休日:無休
URL: https://www.jalan.net/kankou/spt_26210ah3330044440/
よ
平野神社(ひらのじんじゃ)
平野神社の桜の特徴は、種類の多さと本数の多さですね。
約60種類、約400本もあるんですよ。
そして、珍しい桜も多く、咲く時期も微妙に異なりますので、なんと3月中旬から、4月下旬の1.5ヶ月間も長い期間にわたって花見ができるのがいいですね。
ちょっと、花見のタイミングを逸してしまった人にはピッタリですね。
3月中旬には「魁桜」という有名なシダレザクラがまず咲き始め、その後に、次々といろんな桜が咲いて行きます。
ソメイヨシノのシーズンが終わった4月中旬頃から平野神社の桜「珍種十品種」が咲き始めます。
この時間差攻撃のおかげで、長い時間の花見が楽しめるわけですね。
この時期は、ライトアップも行われていて、日没~21:00まで夜桜が観れます。
ここには「桜茶屋」が5軒あり、予約制ですが、ゆったりと席で飲食できます。
席料2,000円で、料理持ち込んだり、すき焼きなどを頼むこともできますよ。
夜桜と食事って、なかなか魅力的ですね。
平野神社は、屋台でも有名で、とても沢山出店しますよ。
殆ど縁日のお祭り状態です。
境内に入るといきなり、屋台がずら~っと並んでいて、焼きそば、たこ焼き、クレープ、焼き鳥、リンゴ飴などが見えます。
そこを抜けると花見席があり、そこはもう赤提灯があって、殆ど居酒屋の雰囲気です。
屋台も花見席もいいですね~。
お酒に散った桜が落ちてきて、桜酒になったりしたら、いや~乙ですね。
◆平野神社 基本情報
住所:京都府京都市北区平野宮本町1
電話:075-461-4450
アクセス:京福電鉄北野線「北野白梅町」駅 徒歩10分
花見の時期:3月上旬~4月下旬
入場料:無料
入場時間:24時間
定休日:無休
URL: https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000184436/
円山公園(まるやまこうえん)
京都の円山公園は、八坂神社と知恩院に隣接した公園で、アクセスも便利で、人気の花見スポットですね。
円山公園といえば、通称「祇園の夜桜」というシダレザクラが有名で、祇園の近くということもあり、シーズンには観光客で溢れます。
現在の容姿は、樹高12メートル,幹回り2.8メートル,枝張り10メートルという立派なものですが、実は、これ2代目なんですね。
初代は昭和13年に枯れてしまい、その種子から作られたのがこの2代目です。
桜の親子ってことですよね。
この他にも、円山公園の敷地内には約650本の桜が咲き乱れます。
また、花見シーズンには約60軒もの屋台が出店することでも有名ですね。
定番のたこ焼き、焼きそば等のほか、鮎の塩焼き、インド料理、はしまき(割り箸にお好み焼きを巻いた感じのもの)、たまごせんべい(エビせんべいに目玉焼きを載せてマヨネーズを付けた感じのもの)、びよーんと伸びるトルコアイスなど、ちょっと変わったものもありますよ。
まあ、関西の人にとっては、「はしまき」や「たまごせんべい」は定番なんでしょうけれど、関東の人にとっては、新鮮です。
屋台は、だいたい21:00頃までやってるいるので、ゆっくりできますね。
公園内でBBQは禁止ですが、園内の花見茶屋では、焼肉・湯豆腐・おでんなどを、桜の下の席で頂けるので、そこの席に座って食べるのも乙ですね。
ただ、事前に予約していったほうがいいですね。
また、シダレザクラのライトアップは、日没~翌1:00までと随分遅くまで点灯しています。
夕食後でも十分に間に合いますね。
◆円山公園 基本情報
住所:京都府京都市東山区円山町
電話:075-643-5405(建設局南部みどり管理事務所)
アクセス:京阪祇園四条駅 出口2 徒歩10分
花見の時期:3月下旬~4月上旬
入場料:無料
入場時間:24時間
定休日:無休
URL: https://www.jalan.net/kankou/spt_26105ah3330043690/
醍醐寺(だいごじ)
豊臣秀吉が行った歴史上有名な贅を尽くした花見が、この醍醐寺で行った「醍醐の花見」ですね。
「花の醍醐」とも言われ、醍醐寺は桜の花で有名なお寺です。
お寺の境内にはおよそ千本近くもの桜の木があり、シダレザクラ、ソメイヨシノ、山桜、八重桜などが、3週間かけて満開の時期がすこしづつずれて咲きますので、長く花見できるのが特徴ですね。
特に、霊宝館内の「大シダレザクラ」は、枝ぶりも大きく、まさに圧巻。
一般公開はされていないのが残念ですが、特別なときにだけ見られるという、この「大シダレザクラ」のライトアップは息を呑む美しさ、らしいですね。
醍醐寺境内は無料ですが、霊宝館、三宝院や伽藍はそれぞれ600円の拝観料がかかります。
「雨月茶屋」という京料理のお店があり、お茶や食事ができます。
雰囲気のある素敵なお店なので、ここでゆっくりしてもいいですね。
精進料理が1,620円~です。
屋台も沢山出店されますよ。
定番のお店が沢山でていますが、特に、「鯖寿司」がおすすめです。
お店の前には赤いベンチがありますので、座って食べることもできるのがいいですね。
寒い時なら熱い蕎麦なんかもいいですね。
醍醐寺は17時で閉館し、通常、ライトアップもありません。
◆醍醐寺 基本情報
住所:都府京都市伏見区醍醐東大路町22
電話:075-571-0002
アクセス:地下鉄東西線 醍醐駅 徒歩15分
花見の時期:3月下旬~4月中旬
入場料:無料(三宝院と伽藍・霊宝館・上醍醐は各々大人600円、中高生300円)
入場時間:9時~17時
定休日:無休
URL: https://www.jalan.net/kankou/spt_26109ag2130013705/
哲学の道(てつがくのみち)
有名な「哲学の道」は、若王子神社から銀閣までの1.8kmの小径ですね。
そこに、約500本のソメイヨシノが咲き誇り、桜のトンネルを作る様は素敵です。
ここは清水寺や嵐山についで有名な桜の名所ですので、人出も多いですね。
特に、哲学の道の桜の素晴らしさは、風に吹かれて桜が舞い、川面に落ちる様子ですね。
ヒラヒラと落ちて川面を流れていく桜は、美しくもあり、はかなくもあり、人生と重なるような感動をおぼえますね。
残念ながら、ライトアップはありません。
屋台は少しだけですが、出ています。
あとは茶屋がありますので、わらび餅など食べるのもいいですね。
また、ちょっと冷えるときなどは、南禅寺まで足を伸ばして湯豆腐を食べるのもいいですね。
南禅寺の湯豆腐なら、こちらの記事もどうぞ。
◆哲学の道 基本情報
住所:京都府京都市左京区若王子神社から銀閣まで
電話:075-213-1717(京都市観光協会)
アクセス:京都駅から京都市営バス5系統に乗車「南禅寺」「永観堂道」で下車 徒歩約5分
京阪電鉄「神宮丸太町駅」 徒歩約30分
花見の時期:3月下旬~4月上旬
入場料:無料
入場時間:24時間
定休日:無休
URL: https://www.jalan.net/event/evt_216637/
まとめ
●京都の花見の名所と言われるところは、お寺が多いため、屋台が出ないところも多い。
●京都の公園では、屋台が出るところも多く、特に、ライトアップは素晴らしい。
●京都の桜を見たあとは、屋台もいいけど、京料理のお店や少し寒いときには湯豆腐のお店に入るのもおすすめ。