革製品のカビ取り方法!絶対おすすめの5つの方法とは?
2022/12/04
革製品って、いつのまにかカビが生えちゃっていることが多いですよね。
普段使わないで、しばらくほっておいて、さて使おうとして取り出してみたら、カビだらけということがよくありますよね。
革ジャンを着ようとか、革靴を履こうとか、革バッグを使おうとした、その時に、酷いカビに出会うと、もう、「ガーン!」って感じですよね。
ここでは、革ジャンや革バックの革製品の小さなちょっとしたカビから、もう拭き取る気持ちも萎える程の強烈なカビまで、カビ取りの方法をご紹介しましょう。
目次
革製品のカビ取り方法 その1【水拭きとアルコール拭き】
水拭き
小さなカビやちょっとしたカビなら「水拭き」でもカビはとれますよ。
方法はとっても簡単で、タオルを水に濡らしてしっかり絞り、そのタオルでカビを拭き取るだけです。
綺麗になったら、保湿用クリームを塗り、陰干しして完了ですね。
消毒用エタノール拭き
水拭きではあまり良く取れないようなら、水の代わりに「消毒用エタノール」を使ってカビを拭き取りましょう。
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方法は、タオルに消毒用エタノールを付けて、そのタオルでカビを拭き取ります。
この場合も、たまに、エタノールの跡が残ったり、変色する場合がありますので、目立たないところで、確認してから、全体をやりましょう。
綺麗になったら、保湿用クリームを塗り、陰干しして完了ですね。
革製品のカビ取り方法 その2【重曹とクリーナー】
重曹で水拭き
水やアルコールを使った方法でも、まだうまく取れない場合には、重曹を活用する方法もあります。
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まず、水100mlに重曹小さじ1杯を溶かして「重曹水」を作ります。
たらいに「重曹水」を入れて、タオルを浸して、しっかり絞ってから、水拭きと同じ要領でカビを拭き取っていきます。
重曹水は、スプレーボトルに入れて、カビのある部分に直接吹きかけることができるので、スプレーする方法も、おすすめですね。
この場合は、スプレーしてからタオルで拭き取るという作業になります。
綺麗になったら、保湿用クリームを塗り、陰干しして完了ですね。
皮革用カビ取りクリーナー
重曹でも効果が薄いようなら、いよいよ「クリーナー」の登場ですね。
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革製品の表面のカビを取り除き、再発を防ぐという物です。
使い方は、カビ取りクリーナーをタオルに染み込ませて、カビを拭き取ります。
一度で取れないときは、何度か繰り返します。
これを使うときは、革が乾燥している状態で使うのがコツです。
湿っていると薬剤が浸透できないんですね。
綺麗になったら、保湿用クリームを塗り、陰干しして完了ですね。
革製品のカビ取り方法 その3【洗剤】
以上の方法までで、カビを取り除くことはできると思いますが、カビの状態が酷くて、とても拭き取る気力が湧かないぐらい重症の場合もありますよね。
革ジャン全体が真っ白になっているとか、バッグ全体がカビに覆われていて、中までカビがある場合や、靴全体がカビでコーティングされたような状況の場合ですね。
そんなときは、思い切って、洗っちゃいましょう。
「革製品を洗うってできるの?」って感じがしますけど、実は、皮革専用の洗剤があるんですね。
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革ジャン等の衣類は、洗濯ネットに入れて洗濯機でグルグル洗っちゃいます。
革バッグや革靴は、薄めた液でスポンジでゴシゴシ洗っちゃいます。
洗剤で洗ったら、すすぎをしっかりとして、保湿クリームを塗って、日陰干しをして完了です。
これなら、カビはもとより、臭いまでしっかり取れます。
ドライクリーニングという手もありますが、時間やお金がかかる割には、その効果は値段に見合ったもので無いことが多いんですよね。
そう言う意味では、クリーニングに出すよりもずっと安い金額で、自分で洗っちゃうのは、アリですよね。
カビ取り後、カビを防止するための必殺技!
以上の方法でカビ取りをしても、そのままにしておくと、また来年の今頃には同じようにカビだらけになってしまいますよね。
そこで、おすすめしたいのが、「ラナパー」です。
ちょっとお高いクリームですが、その効果は絶大で、私のカビだらけの革ジャンや革バックにラナパーを薄く塗っておいただけで、1年後も全くカビが生えませんでした。これはちょっと驚きです。
本当は、車のシートのお手入れ用に購入したのですが、防カビ効果も半端ないことがわかりました。
よかったら、使ってみてくださ~い。
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まとめ
●チョットしたカビなら、水拭きやアルコール拭きでも取れます。
●ちょっと頑固なカビなら、重曹やクリーナーを使えば取れます。
●もう、手のつけられないような状況なら、革用洗剤で丸洗いが効果的です。
●カビをきれいにしたら、ラナパーを薄く塗っておくと、来年はカビに悩まされなくなります。