長野県の花見!屋台や出店の出る絶対お薦めの名所スポット6選!
2019/03/26
長野県には沢山の桜の名所がありますね。
素敵な桜を見ながら、散策したりお弁当広げたりするのもいいものです。
また、ライトアップされた夜桜はなんとも言えないあの妖艶の雰囲気が素敵で、デートにもピッタリですね。
そして、桜の鑑賞をしながらも、やっぱり一番楽しみなのは、屋台や出店ですよね。
今回は、長野県の桜の名所で屋台や出店が出ているスポットをご紹介します。
目次
高遠城址公園(たかとおじょうしこうえん)
高遠城は「日本100名城」に認定されており、その城址に咲くタカトオコヒガンザクラが有名です。
高遠のタカトオコヒガンザクラとは、ソメイヨシノよりも少し小ぶりの花で少し赤みのある桜で、古くから天下第一の桜と称されてきました。
春には、樹齢130年を超える大木から若木まで約1500本が咲き誇り、「桜の日本三大名所」「日本さくら名所100選」にも選ばれている桜の名所です。
この樹林は、「県の天然記念物」にもなっており、満開になると公園全体が薄紅色に染まり、ソメイヨシノの花見とは、一味違った華やかな雰囲気となります。
毎年20万人もの観光客がやってきて、満開の時期には相当混み合います。
高遠さくら祭りは、4月の1ヶ月間開催され、夜にはカラーライトアップやプロジェクターによる投影もあって、楽しい夜桜です。
公園内の芝生広場には、屋台がズラ~っと並び、焼きそばやたこ焼き等の定番から、お饅頭や花見弁当、ローメン等が豊富に揃っていますので、手ぶらで行っても全く問題ありませんね。
見ているだけでワクワクしていきます。
混雑はしていますが、芝生広場には空きスペースもあるので、敷物を敷いて腰を下ろしてゆっくりと屋台グルメを食べることもできます。
伊那のご当地グルメといえば、やっぱりローメンが有名でしょう。
マトンの肉と蒸した堅めの中華麺を独特のスープでキャベツなどと共に煮込んだもので、伊那市を中心に「ローメン」の看板を掲げている店は約90軒もあるんですね。
種類もスープ風・焼そば風等、店によってバリエーションが楽しめますので、是非とも一つ頂きたいご当地グルメです。
◆基本情報
住所:長野県伊那市高遠町東高遠
アクセス電車:JR伊那市駅からバス約25分「高遠駅」下車徒歩約15分 JR茅野駅からバス約55分「高遠駅」下車徒歩約15分
アクセス車:中央道伊那ICから約30分 中央道諏訪ICから約1時間
駐車場:有り(400台:1日700円、2,800台:無料臨時駐車場)
花見の時期:4月上旬 ~ 4月下旬、高遠城址公園さくら祭り(4/1~30)
ライトアップ:有り
入場料:大人 500円/子供 250円
入場時間:8:00~17:00(サクラの最盛期は6:00~22:00)
定休日:無休
URL:https://www.jalan.net/kankou/spt_20209ac2102094100/
小諸城址 懐古園(こもろじょうし かいこえん)
小諸城の跡地を整備した懐古園には、見事な桜の枯木や巨木が多く「さくら名所100選」にも選ばれている桜の名所です。
園内にはソメイヨシノやヒガンザクラ、ヤエザクラなど約400本が植えられています。
桜の種類によって咲く時期が少しづつ異なるため、長い期間に渡って花見を楽しむことができるのが特徴です。
例年4月中旬頃がソメイヨシノの見頃となり、4月下旬頃には小諸八重紅枝垂(コモロヤエベニシダレ)の見頃になります。
特に、この小諸八重紅枝垂(コモロヤエベニシダレ)は、小諸特有の桜で、八重の花弁と紫がかった濃い紅色の美しい花が特徴の全国的にも珍しいものですので、一見の価値ありですね。
一時は絶滅の危機にあったコモロヤエベニシダレですが、市民による保存活動のお陰で、現在では市内各所で見られるようになりました。
屋台は、懐古園の入口手前に少し出店していますが、本格的な屋台は、4月25日と26日に開催される懐古神社例大祭の時ですね。
懐古神社例大祭では、約50軒の屋台がずら~っと並んで、多くの人出で賑わいます。
ソメイヨシノにはちょっと遅いですが、コモロヤエベニシダレにはちょうどいい頃ですので、この例大祭のときにくるのもおすすめですね。
◆基本情報
住所:長野県小諸市丁311
アクセス電車:JR・しなの鉄道小諸駅から徒歩約3分
アクセス車:上信越道小諸ICから約5分
駐車場:有り(213台、500円/12時間)
花見の時期:4月中旬 ~ 4月下旬
ライトアップ:有り
入場料:大人 300円/子供 100円 (17:00以降は園内散策無料)
入場時間:24時間(8:30~17:00は入場料必要)
定休日:無休
URL:https://www.jalan.net/kankou/spt_20208ac2100159305/
臥竜公園(がりゅうこうえん)
「須坂市で桜といえば臥竜公園」と言われるほど、誰でも知っている有名な桜のスポットです。
臥竜公園は、「さくらの名所100選」にも選ばれていますが、この他にも、「日本の名松100選」「長野の自然100選」「信州の夕景色100選」にも選ばれている超有名な公園なんですね。
臥龍山は、竜が伏せた形に似ているとされる山で、遠くには残雪の北アルプス・北信五岳と竜ヶ池に映る桜の眺めが素晴らしいところです。
竜ヶ池周辺の桜が160本で、公園全体で約600本のソメイヨシノやヤエザクラが咲き誇ります。
竜ヶ池に映る桜も素晴らしく、夜にはライトアップもされて素敵な夜桜も楽しめます。
屋台もずら~っと並んでいて壮観です。
屋台ってなぜか見ているだけでワクワクしてきますよね。
夜桜の中で、ひときわ明るい屋台グルメの食べ物を片手に散策するのは最高です。
やっぱり、臥竜公園の名物、つゆがたっぷり染み込んだ「黒おでん」と呼ばれる名物おでんとお団子が絶対のおすすめです。
◆基本情報
住所: 長野県須坂市臥竜2-4-8
アクセス電車:長野電鉄長野線須坂駅から徒歩約20分 長野電鉄長野線須坂駅からバス約10分「臥竜公園入口」または「臥竜公園」下車、または車約5分
アクセス車:上信越道須坂長野東ICから約10分
駐車場:有り(700台:1回500円、無料駐車場もあり)
花見の時期:4月中旬 ~ 4月下旬、臥竜公園さくらまつり(4月上旬~下旬)
ライトアップ:有り(見頃期間中のみライトアップ実施)
入場料:無料
入場時間:24時間
定休日:無休
URL:https://www.jalan.net/kankou/spt_20207ah3330159512/
長野市城山公園(じょうやまこうえん)
城山公園は、善光寺に隣接する公園で、約470本のソメイヨシノが春には満開になります。
公園は高台にあるため、夜になると長野市の夜景と夜桜の両方を楽しむことが出来るんです。
花見の季節になると、園内には「花見茶屋」が軒を連ね、桜を見ながら宴会をする建物が立ち並びます。
これは全国的にも珍しく、4月でも肌寒い長野市の寒冷地ならではの工夫なんですね。
城山公園の桜と市内の夜景を、温かい小屋の中からゆったりと楽しむことが出来るんです。
ただ、寒いというだけなら北海道にもありそうなものですが、この花見茶屋文化は、この辺りだけでしか見られない不思議なものなんですね。
歴史も60年以上も前から続いているといいますから、それなりの歴史もあるわけですね。
出店する花見茶屋は、老舗の花見茶屋から市内の飲食店が運営する店などいろいろです。
それぞれがメニューやサービスに工夫を凝らしているんですね。
是非とも一度訪れてみたい花見茶屋ですよね。
◆基本情報
住所:長野県長野市箱清水1-7-1
アクセス電車:JR長野駅から宇木若槻行きバス約10分「善光寺北」下車
アクセス車:上信越道長野ICから約30分 上信越道須坂長野東ICから約25分
駐車場:有り
花見の時期:4月中旬 ~ 4月下旬
ライトアップ:有り
入場料:無料
入場時間:24時間
定休日:無休
URL:https://www.jalan.net/kankou/spt_20201ab2080158575/
国宝 松本城(まつもとじょう)
長野といえばやっぱり松本城が一番有名ですよね。
松本城は、天守が現存する12の城の中で唯一の平城(平地に築いた城)なんですね。
春には約300本のソメイヨシノやヤエザクラが城郭とお堀の周りを取り囲むように咲き誇り、国宝に指定されている松本城とのコラボは最高です。
遠くには残雪の北アルプスを望み長野ならではの絶景となります。
夜には、ライトアップされた松本城天守と、スポットライトを浴びた桜は本当に絵になります。
お城と桜って本当に最高のコンビですよね。
「夜桜会」は、開花宣言の3日後から8日間にわたって開催され、お茶席や雅楽・フルート・三曲の演奏などが催されます。
また、お楽しみの屋台では、花見団子やお寿司、甘酒などが売られています。
お祭りの屋台とはちょっと趣の違った感じですが、これもまた風情がありますね。
◆基本情報
住所:長野県松本市丸の内4-1
アクセス電車:JR松本駅から松本城周遊バス(タウンスニーカー)約10分「松本城・市役所前」下車徒歩すぐ JR松本駅から徒歩約15分
アクセス車:長野道松本ICから国道158号経由約20分
駐車場:有り
花見の時期:4月上旬 ~ 4月下旬、国宝松本城「夜桜会」(開花宣言の3日後より8日間)
ライトアップ:有り
入場料:大人 610円/小・中学生 300円(「夜桜会」開催期間中は無料、天守への入場不可)
入場時間:8:30~17:00(最終入場は16:30)(「夜桜会」開催期間中は17:30~21:00も営業)
定休日:年末(12月29日から12月31日)
URL:https://www.jalan.net/kankou/spt_20202af2120158570/
弘法山古墳(こうぼうやまこふん)
松本市街の南東に位置する弘法山古墳は、東日本最古といわれる古墳です。
前方後円墳の山全体を、ソメイヨシノ、オオヤマザクラ、コヒガンザクラ、シダレザクラなど約4,000本もの桜が覆いつくし、山全体がピンク色にそまった様になります。
古墳に桜ってあまり聞いたことがないですよね。珍しいんですね。
標高650mの山の上に登ると、山頂からの眺望も素晴らしく、松本市街や北アルプスの山々を桜越しに眺めることができます。
まだ雪の残る北アルプスの白さ、真っ青な青空、そして淡いピンクの桜はまさに絶景です。
桜の時期には、弘法山古墳桜まつりが開催され、夜には弘法山古墳の登り口から頂上まで提灯でライトアップされ、夜桜も堪能することができます。
ライトアップの時期は、松本城のライトアップ時期と合わせて行われます。
屋台や出店は、それほど多くは出ていませんが、お花見を楽しむには十分でしょう。
屋台の代わりに、弘法山付近には多数の飲食店があり、ラーメン屋や定食屋、チェーン店のレストランやファーストフード店など食事をとれるところがたくさんあるので、食べるもので困ることはないですね。
◆基本情報
住所:長野県松本市並柳
アクセス電車:JR篠ノ井線松本駅
アクセス車:長野自動車道松本IC
駐車場:有り(15台、他に臨時駐車場あり)
花見の時期:4月上旬 ~ 4月上旬
ライトアップ:有り(松本城のライトアップと同時開催予定)
入場料:無料
入場時間:24時間
定休日:無休
URL:https://www.jalan.net/kankou/spt_20202ac2100158754/
まとめ
●長野の花見ではソメイヨシノだけでなく、いろんな種類の桜も楽しめますね。特に、その土地特有の種もありますので、ちょっと気をつけて見て歩きたいですね。
●花見に屋台って、やっぱり楽しいものですが、特におもしろいのは、長野市城山公園の花見茶屋ですよね。暖かいところで宴会っていいですよね。
●長野では桜の季節でもまだまだ肌寒いですから、温かい服装で行きましょう。