アメリカの出産事情!日本とはこんなに違う!お産もやっぱり合理的!
近年では芸能人など渡米しての出産が話題になっていたりしますが、日本とアメリカでは妊娠から出産まで様々な点で違いがあります。
今回は、個人の経験も踏まえてアメリカの出産事情をご紹介します。
妊婦検診は10週頃から
日本ですと市販の検査薬などで、早いと5週頃から産婦人科へ行かれる方がいらっしゃるようですが、アメリカの場合ですとその時期はまだ診察してくれません。
妊娠超初期の段階ですと、妊娠の継続の可能性もまだまだ不安定の為、安定する週数から検診が始まるそうです。
また10週頃の検査内容で既に性別が判る為希望すれば、かなり早い段階で性別を知ることも可能なんですよ。
無駄な時間をはぶく何とも合理的な話ですよね。
ちなみにエコーも基本的には20週頃と32週頃の二回だけです。
日本だと毎回赤ちゃんに会わせてくれたり、超初期の時期から手厚く見守ってくれるのでやはりお国柄によって様々ですよね。
お産の約7割が無痛分娩
これは母親教室に参加した時に聞いたことですが、アメリカでは約7割が無痛分娩でお産をするそうです。
残りの3割は宗教的な要因などで普通分娩を望むようですが、何と言っても多国籍なお国なのでアメリカ人はまず無痛分娩が一般的です。
産婦人科は日本の様に個人病院はなく、色々な科のある大きな病院のみですので、麻酔科医の先生も常にいますので安心です。
母親の身体が必要以上に体力を失わない様に、痛みを取り除くという方針なのだと理解していました。
お産の苦しい思いをしなくて済む事や、宗教的に子供を沢山産むことが良いとされている為、子沢山な家庭が多いですね。
私のお産中にドクターが、日本も無痛分娩をもっと広めれば少子化は減少するよと言っていたのが、印象的でした。
産後の入院は48時間!
赤ちゃんが産まれた時間から48時間が基本の入院時間です。
ですので人によっては2泊、長くても3泊です。
帝王切開になった場合は1日伸びたりというケースもありました。
これは無痛分娩が主流にあるという事ありきなのかもしれませんし、医療費が高いという事もありそうです。
そして母親の体力の回復の速さと1人にかける時間を減らすというシステムからくるものでしょうか。
入院に必要なものは帰りの赤ちゃんの服と母親の服ホテルに泊まる様な身の回りのもの程度で準備はとっても簡単でした。
オムツに産褥ショーツに痛み止めスプレーなどなんでもくれます。
気になる医療費ですが、始めに頭金を数百ドル支払った後は退院まで請求が来ないのですが…退院後に次々とやってくる請求書は総額2万ドル程!
日本円にして200万円程です。
私は保険に加入していて実費は4000ドル(40万円)程でしたが、それでも日本と比べると高いですね。
また産後の手続きとしては出生届…となるのですが、アメリカで産まれると自動的にアメリカ国籍が貰えます。
日本と同様病院に入院中に手続きをして役所へ届け出を出します。
ミドルネームを持つ事も出来ますよ。
日本国籍の取得は近隣の大使館を介して、日本へ出生届を出すことで可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
人によって感じ方はそれぞれかと思いますが、
日本の痛みを味わってこその子の可愛さというのも一理ありますが、アメリカのように合理的に無痛分娩も一理ありますよね。
あなたならどっちを選びますか。