子どもと引越しするときに外せない手順と手続き!【後編】
さて、子どもがいるなかでの引越し作業、前回は見積りから荷造りまでの手順を紹介しました。
しかし、引越しはそれだけでは終わりません。
生活をする場所が変わるということは今までの生活基盤を再構築する必要があります。
そこで、今回は、事前に調べておくと便利な情報とスムーズな手続きを紹介します。
引越し先の周辺、どこになにがある?
まずは、新しく住む場所のどこになにがあるのかを事前にしらべておきましょう。
①市役所
引越してすぐに、市外の引越しであれば住民票の異動が、市内の引越しでも住所変更が必要です。必ず調べましょう。
②警察署
住所が変われば免許証の書換も必要です。
免許証の書換ができる警察署を調べておきましょう。
③病院
新しい土地で万が一体調を崩したら大変です。
特に、子どもは急に熱を出しますからね。
小児科、内科、歯科は調べておいて損はありません。
また、夜間救急、休日医療機関なども市役所に問い合わせて調べておくと安心ですよ。
④郵便局
引越後に住所変更のお知らせを送ったり、前住所での子どもの医療受給者票などを送り返す場合もあります。
コンビニでも事足りますが、ゆうちょをメインバンクで利用中の方はぜひ調べておきましょう。
その際、ATMの有無、営業時間までメモしておくと無駄がありません。
⑤スーパーマーケット
引越し直後はすぐにご飯がつくれません。
コンビニでお弁当もいいですが家計的にしんどい面もあります。
ただでさえ引越しはお金がかかります。
少しでも節約を考えるなら、スーパーでお買い物がオススメです。
それに、落ち着いてからは結局スーパーに行くので事前に調べておくのがいいでしょう。
⑥100円ショップ
引越しは意外と物入りです。
引越し先では前に使ってたものが使えなかったり、掃除道具がちょっと必要になったり、
ここに小さい棚があったらなぁ、と思ったり…。
そんなとき、頼りになるのが100円ショップです。
みなさんもご存知のとおり、最近の100円ショップは品揃えが豊富で、大体のものが手に入ります。
とりあえず、すぐ欲しいと思ったら100円ショップに行ってみましょう。
更に調べておくと便利なこと!
さて、引越し先の環境がだいたい分かったらもう少しだけ下調べしましょう。
ライフラインの手続き
電気、ガス、水道ですね。
住所が変わるときにはそれぞれ停止の連絡と、新しい住所での使用開始の手続きが必要です。
①電気
変更の際にお客様番号が必要です。
検針票や請求書にのっているので1枚は捨てずに取っておきましょう。
また今は、電気会社を自由に選べますので、引越し先でどんな電気会社が利用できるのか、料金プランなどを検討して選ぶのもいいでしょう。
②ガス
引越し先が都市ガスかプロパンガスか、またそれぞれの契約先を調べておきましょう。
都市ガスとプロパンガスで使用できるガスコンロも違うので場合によっては購入も検討が必要です。
③水道
引越し先の水道局を調べておきましょう。
ゴミ袋の種類
市外への引越しの場合は調べておきましょう。
これは、引越しをしてすぐ必要になります。
市指定のゴミ袋が必要であれば、可能なら事前に用意しておくと良いでしょう。
所得証明書
こちらは子ども手当や自治体によっては、子どもの医療費助成の手続きで必要になってきます。
1月1日に住民票があった場所で発行されるので、市外へ引越しされる方は事前に一部用意しておくと良いでしょう。
手続きはこんな流れがスムーズ!
引越しに関係する手続きは、引越前から始まります。
まず、先程少しふれましたがライフラインの停止と開始の手続きがありますね。
それから、郵送物の転送届です。
事前に何日から新住所に転送させるのか選べますので、ぜひ事前に済ませておきましょう。
では、ここからは引越しが済んでからの手続きです。
まず市役所で住民票の異動もしくは住所変更を行います。
そして、そのまま住民票を取りましょう。
更に、子ども手当や子どもの医療費助成、予防接種、子育て支援センター、ファミリーサポートセンターについて聞いておくと今後の役に立ちますよ。
次は警察署へ向かいます。
先程、市役所でとった住民票で免許証の書換を行います。
これで、身分証明書がきちんとできましたので安心ですね。
まずはこの流れを覚えていれば、あれもコレもと慌てずに済みます。
あとは、クレジットカードやネットショップなどの会員情報の変更です。
ネットショップで定期便を設定している方は特に要注意です。
一度発送されてしまうと再送に別料金がかかります。
配送日が引越し前後にかかる場合は一時停止しておくといいかもしれません。
まとめ
さて、前編・後編に分けて引越しについて紹介してきました。
子どもを連れての引越しは、いかに無駄をなくし、スムーズにこなすかがポイントです。
事前に済ませられることは終わらせて、いざ引越しが始まり、引越し先へ着いたらすぐ動けるように下調べをしっかりしておきましょう。
そうはいっても、引越しが終わってからも生活は続きます。
荷解きはゆっくり、休みながら、お母さんが疲れてしまわぬよう気をつけてくださいね。