大阪のチリトリ鍋・てっちゃん鍋!絶対おすすめのお店10選!
2022/11/26
「チリトリ鍋」の発祥は、大阪の生野区にあった「万才橋」というお店です。
その店主が経営していた鉄工所で作ったお鍋が、四角い形の浅い鍋で、形がチリトリに似ていたことから、チリトリ鍋と呼ばれるようになったんですね。
そのときに具材としては、テッチャン(牛の大腸)をよく用いたことから、テッチャン鍋とも言われていたようです。
つまり、鍋の形が由来となるのが「チリトリ鍋」で、具材が由来となるのが「てっちゃん鍋」ということになりますが、まあ、同じ様な意味合いで使われることが多いようです。
今回は、そんな大阪名物のチリトリ鍋・てっちゃん鍋のオススメのお店をご紹介します。
美味しいですよ~。
目次
やなちゃん
こちらは、鶴橋駅から徒歩10分ほどのところにある、ちりとり鍋の専門店です。
オレンジの看板が目印のお店で、大阪発祥の名物料理「ちりとり鍋」を代表する名店です。
ちりとり鍋の種類は、ちりとり鍋(牛盛り合わせ)、地鶏ちりとり鍋、豚ちりとり鍋の3種類で、どれも1,600円です。
リーズナブルですよね。
肉が足りない時は、てっちゃん・地鶏もも・バラなどを追加します。
味の決め手は、甘みのある出汁とホルモンの脂ですね。
この出汁が最高に旨いんです。
そして、忘れてはいけないのが、ここのマッコリです。
冷えたマッコリとちりとり鍋だけで、とっても幸せになれる場所ですよ~。
◆やなちゃん 店舗情報
住所:大阪府大阪市生野区鶴橋3-8-11 キングスアベニュー鶴橋 1F
電話:050-5868-3922
営業時間:17:00~24:00、日曜営業
定休日:第2・3月曜日 ※月曜祝日の場合、翌火曜休み
お店のURL:https://tabelog.com/osaka/A2701/A270205/27007041/
兆-治(ちょうじ)
こちらは、心斎橋から徒歩5分ほどにある、てっちゃん鍋の有名店です。
韓国大使館の近くの細い路地を入ったところにある隠れ家的なお店ですので、初めて行くと見逃してしまうかもしれませんね。
縦格子の玄関に、白い暖簾に大きな「兆治」の文字が目印です。
店内は、1階がテーブル席となっていて、急な階段を登った2階に座敷があります。
てっちゃん鍋は、てっちゃん、キムチ、もやし、たまねぎ、ねぎが入って1600円です。
これに、追加のロースやバラを追加して、2,400円くらいになりますかね。
なんといっても、この鍋の見た目のインパクトは相当強烈で、まさに食のフォトジェニックという感じですね。
初めて行って、作り方がわからなくても、店員さんが全て作ってくれますので安心です。
食べごろになったら教えてくれますので、それから食べましょう。
見た目のボリュームに圧倒されますが、見た目よりも味があっさりとしているので、不思議と沢山食べることができちゃうんですね。
〆にはうどんと雑炊が、またダブルで美味しくて、あっという間に完食って感じです。
この出汁、病みつきになりますよ~。
◆兆-治 店舗情報
住所:大阪府大阪市中央区西心斎橋2-3-22
電話:06-6212-5408
営業時間:17:00~24:00、日曜営業
定休日:無休
お店のURL:https://tabelog.com/osaka/A2701/A270202/27013323/
鉄板鍋 やなきち 北浜店
こちらは、北浜駅から徒歩約5分ほどにあるビルの地下1階にあります。
小さな看板しかないので、ここを目指して行かないと気づかないかも知れませんね。
ここの特徴は、なんといっても牛肉が全て国産黒毛和牛だということですね。
つまり、肉の質が高いんですね。これって大切ですよね。
そんな和牛を使いながらも、とってもボリューミーなちりとり鍋は、他店と同じ1600円という破格の安さです。
見た目も素敵で、ついつい、写真を撮りたくなっちゃいます。
また、ちりとり鍋というと、てっちゃんなどのホルモンのイメージが強いですが、ここではロース・バラ・ハラミなども沢山入っていて、見た目も楽しい、食べても美味しい鍋に仕上がっています。
いろんな部位の肉から出る出汁とスープは、もう抜群の旨さで、こんな豪勢なちりとり鍋は、なかなかお目にかかれません。
女性なら4人でも3人前頼めば十分な量ですね。
このお店のメニューには、焼き肉もあり、居酒屋メニューもありなので、てっちゃん鍋ができるまでの間、ちょっとしたつまみにも困りませんね。
◆鉄板鍋 やなきち 北浜店 店舗情報
住所:大阪府大阪市中央区平野町1-7‐1 堺筋高橋ビル B1F
電話:050-5594-7677
営業時間:18:00~23:00
定休日:日曜
お店のURL:https://tabelog.com/osaka/A2701/A270102/27101680/
えい吉
こちらは、堺筋本町駅から徒歩1分というアクセスの良い場所にあります。
ただ、看板が目立たないので入り口がちょっとわかりにくいかもしれませんので、要注意です。
ここでは、ちょっと人数が多くなれば、もつ鍋とちりとり鍋の2つを頼むのがお薦めです。
ちりとり鍋は、こってりとした味付けで、ハラミ・カルビ・てっちゃんなどと玉ねぎ・豆もやしと、キムチでピリッとした味。
〆はおじやで完璧です。
もつ鍋は、あっさりとして醤油ベースの味付けで、ホルモンが沢山入った鍋にキャベツも山盛り。
〆は最高のラーメンが素晴らしい。
お薦めのトッピングは、ハチノスですね。
どちらも絶品ですので、両方の味比べをしながら食べるのが楽しいですね。
こちらのお得な宴会メニューでは、飲み放題120分付きの3,000円のコースがおすすめ。
メインは、ちりとり鍋・もつ鍋・焼き肉から選べますが、初めてならやっぱりちりとり鍋の一択でしょう。
飲み放題付きでこの値段は嬉しいですよね。
もう、お腹いっぱいで、大満足間違いなし。
◆えい吉 店舗情報
住所:大阪府大阪市中央区本町橋7-17 本町橋トウセンビル1F
電話:050-5592-6824
営業時間:
月~木 16:00~翌1:00延長あり
金 16:00~翌2:00
土 12:00~翌2:00
日・祝日 12:00~24:00、日曜営業
定休日:不定休
お店のURL:https://tabelog.com/osaka/A2701/A270106/27045635/
居酒屋 合歓 藤井寺店(ネム)
こちらは、藤井寺駅から徒歩3分というアクセスの良いお店です。
おすすめのちりとり鍋は、カツオベースの和風出しとコチュジャンの特製スープが格別で、それほど辛さも強くないので、子供でも喜んで食べれる味に仕上がっています。
ここは、自慢のちりとり鍋以外にも、名物の串焼きホルモンが美味しいですよ。
その他、サラダ・煮物・お刺身など一品料理も豊富なので、鍋が出来上がるまでの間のつまみにも全く困りません。
宴会でオススメなのは、90分飲み放題付きで3,500円のコースです。
こだわり付きだし3種盛り、あんかけだし巻き、揚げ物3種盛り、定番ちりとり鍋、〆のそば又は雑炊という5品のコースで、これに飲み放題付きですから格安ですよね。
また、平日なら、このコースが3,000円になっちゃいます。できれば平日がおすすめ。
やっぱり、掘りごたつでゆっくりと鍋を囲むのは最高ですよね。
コースでなくても、単品のちりとり鍋は一人前900円なので、これに追加のトッピングをバラ200円、みの180円、しまちょう150円などを好きなだけ追加していくのも楽しいですよ。
◆居酒屋 合歓 藤井寺店 店舗情報
住所:大阪府藤井寺市春日丘1-3-29
電話:050-3476-8207
営業時間:月~土 18:00~翌1:00
定休日:日曜
お店のURL:https://www.hotpepper.jp/strJ001200415/
https://tabelog.com/osaka/A2708/A270801/27075289/
ちりとり鍋の店 知里登里 (ちりとり)
こちらは、十三駅東口から徒歩1分のアクセスの便利なお店で、オレンジ色のグラデーションの看板が目印です。
こちらのちりとり鍋は、なんといっても秘伝の特製のタレがポイント。
20種類以上の調味料と3種の唐辛子味噌から作り上げたタレは、甘さと辛さが調和して深い味わいがあります。
食材には、国産の和牛、和ぶた、地鶏、ホルモンにこだわっています。
ちりとり鍋コースは、2,680円で、海鮮カルパッチョ、鴨スモーク、チジミ、唐揚げ等とちりとり鍋のセットで、とってもお得になっています。
ちりとり鍋は、牛カルビ・和もち豚・奥丹波地鶏・牛ホルモンの4種類から選ぶことができますので、お好みでどうぞ。
もちろん、〆の麺もついてきますので、秘伝のタレでいただく麺も最高。
お腹いっぱいになること間違いなしです。
◆ちりとり鍋の店 知里登里 店舗情報
住所:大阪府大阪市淀川区十三東2-7-16
電話:050-3476-6130
営業時間:12:00~翌2:00
定休日:月曜日
お店のURL:https://www.hotpepper.jp/strJ001017223/
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チリトリナベ まつりや
こちらは、心斎橋駅から徒歩1分のアクセスの良さですが、通りから横道にそれた場所にあります。
渋い石畳の路地にそっと佇む隠れ家的な雰囲気がいいですね。
ちょっと華やかなイメージの玄関に、赤い暖簾が似合います。
ここは、なんと、ちりとり鍋の元祖「万才橋」の店主の次男と三男でやっている店ですので、万才橋の直系のお店と言えるでしょう。
万才橋の創業から50年を超えて伝えられた伝統的なちりとり鍋のポイントは、やっぱりタレですね。
醤油、砂糖、味噌、ゴマ、ゴマ油、唐辛子とシンプルで秘伝のレシピをもとに作られた味は、他の店には出せない深い味わいです。
食材は、レバー、ミノ、バラ、ハラミ、てっちゃん、アカセン、センマイ、玉ねぎ、ネギなどで、甘辛いタレでしっかり煮込むと、なんとも言えない、深い味わいになるんですね。
最後は、ご飯かうどんを選んで卵を入れて〆となります。
鍋を煮込んでいる間には、特性キムチとナムルを、マッコリ片手にいただくのがおすすめ。
大阪のちりとり鍋を語るなら、一度は行きたいお店です。
◆チリトリナベ まつりや 店舗情報
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-3-12 田毎プラザビル1F
電話:050-3464-9781
営業時間:月・水~土 18:00~24:00
日 17:00~23:00
定休日:火曜
お店のURL:https://tabelog.com/osaka/A2701/A270201/27008826/
テッチャン鍋金太郎
こちらは、心斎橋駅から徒歩約10分の雑居ビルの1階にあります。
ちょっとわかりにくいので、道を歩いていたら、偶然あったというような場所ではありません。
しっかりと場所を確認して行く必要がありますね。
赤い提灯と黒い暖簾が目印です。
お店の中はとっても狭いのですが、それがまた落ち着くという感じでもあります。
ちりとり鍋は、野菜がクタクタになるまで、お肉もしっかり煮込むのがおすすめ。
しゃぶしゃぶの対局のような鍋ですからね。
コチュジャンの甘辛いスープとビールの相性は抜群。
肉と野菜の具材を食べたら、うどんを投入すると、絶品の甘辛い味噌煮込みうどんの完成となります。
そして、最後の〆はご飯と溶き卵を入れておじや。
ちょっと焦がしておこげを作ると、また絶品の〆となりますよ。
◆テッチャン鍋金太郎 店舗情報
住所:大阪市中央区東心斎橋2-7-22 日宝シルキータワービル1F
電話:06-6213-0981
営業時間:17:30~2:00、日曜営業
定休日:無休
お店のURL:https://tabelog.com/osaka/A2701/A270202/27033140/
げんや
こちらは、ちりとり鍋発祥の地、生野区の名店です。
小路駅から徒歩5分程度のところにあるお店で、白い看板と白い暖簾に「げんや」の文字が目印です。
お茶はジョッキで無料でサービスされます。嬉しいですね。
ちりとり鍋は、ホルモンと野菜がいっぱい入ってボリューム満点です。
肉は、はらみ・ばら・てっちゃん・アカセン・ハチノスなどがおすすめ。
しこたま鍋を楽しんだ後に、鍋にチャンポンを入れて食べるのが最高。
スープのダシがなんとも言えない素敵な味を演出しています。
ここは、少し煮込んだほうが麺に味がしみて美味しいので、慌てて食べずに、少し煮込むのがコツ。
更に余った出汁にご飯を入れて焼き飯にして〆る。
素晴らしい。もう、なんにもいらない。
◆げんや 店舗情報
住所:大阪府大阪市生野区小路東2-3-23
電話:06-6757-7190
営業時間:-、日曜営業
定休日:火曜
お店のURL:https://tabelog.com/osaka/A2701/A270306/27032784/
福とみ商店
こちらは、2019年1月にオープン予定のお店で、上新庄駅から徒歩5分の立地です。
チーズタッカルビ、串カツ、ちりとり鍋がメインのお店です。
ここの最大の特徴は、なんといっても時間無制限の食べ飲み放題ができることなんですね。
男性3,500円、女性3,000円で、日曜~木曜なら食べ飲み放題を楽しめます。
これは特に学生さんや若い人には受けそうですよね。
興味津々のお店です。
◆福とみ商店 店舗情報
住所:大阪府大阪市東淀川区豊新4-26-7 1F
電話:06-6370-3112
営業時間:17:00~翌1:00
定休日:無休
お店のURL:https://www.hotpepper.jp/strJ001209505/
まとめ
●ちりとり鍋といえば、大阪生野区が発祥の地。今でも激戦区となっています。
●ちりとり鍋は煮込んでから食べるのがポイント。食べれるようになってからも、しばらく煮込みましょう。
●ちりとり鍋とビールやマッコリの相性は最高。がっつり食べて、飲んで、もう天国です。