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西表島半日ツアー体験記!クルーズと由布島の水牛車で大満足

      2019/05/30

銀婚式の記念に、石垣島に夫婦ふたりで行ってきました。

ゴールデンウィークのあとの一番安いと言われる時期を狙って、5月18日(土)~5月20日(月)の2泊3日の旅です。

1日目は竹富島に行き、2日目は西表島に行くことにしました。

今回は、2日目の西表島ツアーの体験報告です。

 

このツアーは、半日で西表島を回るコースで、「ちょっと短いかな?」とも思ったのですが、実際には西表島の自然を十二分に満喫することができました。

やっぱり、「西表島って凄いな~」って感じましたね。

私、北海道出身なんですが、いくら北海道に自然が多いって言っても、こことはレベルが違うって感じです。

さて、どんなツアーだったのでしょうか。

乞うご期待。

 

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西表島って小さい島なの?

西表島ってなんとなく小さい島ってイメージありませんか。

実は、石垣島よりも大きくて、沖縄では沖縄本島に次いで2番目に大きな島なんですね。

ちょっと驚きですよね。

それで、人口は2,000人しかいないんです。

石垣島は人口4.7万人なので、石垣島より広いのに、20分の1程度の人口しかいないんです。

 

こちらに来る前は、イメージ的に、石垣島も西表島も同じような小さな島の印象しかなかったのですが、実際には石垣島(の中心部)だけが都会で、その他が本当に田舎であることを痛感しましたね。

ちなみに竹富島の人口は300人しかいないんですよ。

まあ、竹富島は石垣島や西表島に比べるとめっちゃ小さい島ですからね。

 

西表島の半日ツアーって短くない?

そんな大自然の西表島を観光するなら、たった半日ではちょっと短い感じがしますよね?

でもね、実際に体験してみた実感では、半日でも十分にその魅力を味わえると思いました。

また、1日コースの場合は、竹富島をプランに組み込んでいるので、途中までは一緒に行動するんですよね。

竹富島は昨日行きましたので、これが私達のベストプランだったわけです。

 

もちろん、アクティビティーをやったりするなら、とても時間は足りませんが、とりあえず西表島の初心者として観光するなら必要十分でしょう。

こちらのツアーは、添乗員がずっと付きそうようなものではなくて、現場に着くと、そのエリアの担当者が観光案内をしてくれて、次の案内担当に引き継ぐというやり方です。

ツアーのきっぷは、乗船券・ジャングルクルーズ券・牛車乗車券・昼食食事券等が全部くっついていて、その場でひとつずつ切り取っていくシステムになっています。

 

いわゆるベルトコンベア式で、作業は細かく分業化されていて、案内するほうもすぐに慣れるでしょうし、とっても効率的ですね。

あんなふうにしないとたくさんの観光客を効率よく捌けないんだと思います。

これは竹富島のツアーも一緒ですね。

 

非常に効率的なので、個人で個別のサービスのチケットを購入するのとさほど変わらないリーズナブルな金額でツアーに参加できるのも嬉しいところです。

今回参加したのは、格安な価格が魅力のこちらです。

石垣島ドリーム観光の西表島の半日ツアー

 

価格は個別のサービスを合計した金額とほぼ変わらず、良心的だな~と関心します。

これなら、個人で苦労していくよりも、ツアーのほうが絶対におすすめです。

 

さて、西表島半日ツアーの概要をざっくり言いますと、まず、石垣港から船に乗って西表島の大原港に行き、そこでクルーズ船に乗り換えてすぐ近くの仲間川を登っていきます。

その後、バスで北へ移動して、水牛車で浅瀬の海を渡って、由布島に行きます。

由布島では昼食をとって、少し自由時間があるので島内の散策をして、また水牛車で海を渡って西表島に戻り、そこからバスに乗って大原港にもどり、あとは船で石垣島に戻るというコースです。

 

ところで、離島に行くなら石垣市街地のホテルが便利?

石垣島から離島ツアーは、全て石垣港から船で行くんですね。

ツアーは朝の8時頃から始まるプランが多いので、できればホテルは石垣港近くの市街地のホテルがおすすめです。

石垣港周辺のホテルなら、無料送迎バスが付いていますので、駐車場の心配もいりませんし、朝も時間的に余裕がありますよね。

 

私たちは、今回は石垣島の北端にある隠れ家的な小さなホテルに泊まったため、石垣港まで車で1時間もかかりました。

これは、離島に行くという意味では、ちょっと遠かったですね。

つまり、ホテルを6時45分ごろには出発する必要がありましたので、ホテルの朝食もとることができずに、前夜のうちにサンドイッチを作ってもらったりしました。

 

今回は、私たちはそのホテルにこだわりをもって行きましたが、ホテルにこだわらないなら、市街地がなにかと便利でしょう。

特に、石垣島を拠点にして、離島ツアーにいくなら、港の近くの宿が効率的ですね。

 

私たちが、わざわざ遠く離れた北端のホテルに宿泊したことについては、こちらの記事で詳しく説明していますので、気になった方はどうぞ。

「セブンカラーズ石垣島!ジャグジーとビーチと美味しい食事で大満足」


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仲間川のジャングルクルーズに出発!

石垣港の駐車場には8時前に到着して、すぐ近くの第1駐車場に停めることができました。

石垣港では、具志堅さんの銅像のまえで、気合を入れます。

 

さて、いよいよ、8時15分に石垣港を出港して、約1時間かけて西表島の大原港に向かいます。

船は昨日に竹富島に乗った船と同じです。

同じ観光会社だとそうなるんですね。

 

途中で、竹富島を右手に見ながら通過して、さらに左手に黒島、右手に小浜島を眺めていきます。

ところどころで、若い船長さんが島の説明をしてくれます。

完全に原稿の棒読み状態でしたけどね。(笑)

更に進むと、2つの島からなるパナリ島を左手に見えてきて、もう西表島はすぐそこです。

 

今朝は、3時半に起きて、平久保崎の朝日を眺めたりしたので、ちょっと疲れが出てきた感じで、妻はウトウトしています。

 

そんなときには、やっぱり、これです。

その名も「ハブ・アタック」。

正直、美味しくはありませんでしたが、なんか効きそうな感じですよね。

 

大原港に到着すると、係の人が「これから1時間ほどはトイレがありませんので、トイレによってくださ~い。トイレを終えたら、こちらに来てくださ~い」と皆さんに声かけをしています。

どちらかというとシニアが多いので、こうゆう配慮は大切だなと思いましたね。

 

この待合室にはお土産屋さんなどもありましたが、時間がないので、スルーです。

 

トイレのあとは、すぐにクルーズ船に乗り込みます。

空いているかと思いきや、これがほぼ満員でしたね。

 

クルーズ船ってどんなのかな?って思うと、屋根付きの全面オープンの小型船という感じでした。

東京ディズニーランドのジャングルクルーズの船と似ている感じですね。

 

女性の船長さんは、運転しながらいろんな説明をしてくれます。

大きな橋の下をくぐると、そこからいよいよ仲間川です。

都市部の川って、ほとんど河川工事がなされていて、コンクリートの堤防があったりしますが、ここは当然ながら、自然のままでなにもありません。

原生林がそのままになっています。

自然の中にいるって感じです。

 

ここは、すごく川幅が広いのですが、その時は満潮だったためで、帰りにその橋をバスで渡ったときには、川幅が半分ぐらいになっていました。

浅いのもあって、干満の差が凄ぐ違うんですね。

 

マングローブは、あの根っこが特徴的なんですが、満潮のために、その根っこが水に使ってしまっていたようです。

それでも、時々、こんな感じで見えましたね。

 

海水と真水の混じっている汽水域に生息するマングローブですが、海水の濃いところと薄いところで、種類が違ったりするんですね。

7種類以上あるようでしたね。一つひとつ説明してくれます。

 

ところで、この仲間川の「しじみ」って、めちゃくちゃ大きいって話もしてくれて、実物を回して見せてくれました。

大きなホッキ貝よりも、さらに二回りほど大きな貝でしたね。びっくりです。

是非とも食べてみたいと思いましたが、身は小さいとか。

 

どんどん進んでいくと、川幅も徐々に狭くなってきます。

そして、このクルーズの終点には、「サキシマスオウノキ」という樹齢400年ほどの巨木が鎮座してます。

根が板状になっていて、不思議な形です。天然記念物なんですね。

 

そこでは、クルーズ船を一旦降りて、10mぐらい歩いて見に行くんです。

ちゃんと観光客が歩きやすいように、遊歩道ができているのは流石に観光地ですね。

 

さて、ここまで来たら、後はもとに戻ります。

帰りは、ほとんど高速走行で帰ります。

爽快ですね~。

 

以上、約1時間ぐらいのクルーズでしたね。

やっぱり、東京ディズニーランドのジャングルクルーズとは、迫力が違いますね。

あらためて、本物って凄いって感じます。

 

由布島って牛車じゃないと行けないの?

クルーズ船を降りると、立派な観光バスが待っていて、すぐにバスに乗り込み、由布島を目指して出発です。

バスの運転手さんは女性の方でおばちゃんという感じでしたが、やっぱり運転しながらいろいろと説明してくれます。

 

運転手さんの話では、ゴールデンウィークの後では今日が一番お客さんが少ないようでした。

ちょっと違和感を感じたのは、その運転手さんは、「客が少ない」って言うんですよね。

「客が」「客が」って何度か言っていましたが、それって「お客様」って言ったほうがいいんじゃないかな、と思いました。

こうゆう細かいことが気になるのは年のせいかな?とぼんやり考えます。

 

「客が少ない」わりには、バスは満員でしたので、便数を減らすなどして、上手に運行しているんですね。

 

イリオモテヤマネコを見ることはできませんでしたが、途中で看板で見ることはできました。

 

いよいよ、由布島行きの水牛乗り場に到着です。

もう、たくさんの水牛車が待っています。

ここは、15分毎に出発するので、まるで電車なみに便利ですね。

 

今回もタイミングよく一番先頭の水牛のすぐ後ろに座れました。

 

ここの牛車は2輪なんですね。

そのために、バランスが重要なようで、ちょっと前に詰めてとか、後ろの4列はちょっと後ろにとか、微調整をしていました。

 

さて、調整も終わって出発です。

たくさんの水牛が渡っているのが見えます。

 

約400mほどの距離を15分ぐらいかけてゆっくりと進みます。

遠浅の海の中をじゃぶじゃぶ行くのは情緒のあるものですね。

水牛車使いの人がやっぱりいろんな説明をしてくれますし、歌も歌ってくれます。

 

長靴さえあれば、歩いても渡れるようですが、私の見る限りでは、少なくとも歩いて渡っている人は見ませんでしたね。

やっぱり、ここは水牛で行くべきところなんですね。

由布島に渡ることは亜熱帯植物園に入ることになるので、入園料がいるんですが、歩いて渡れば600円で、水牛で渡ると1,720円となります。

歩いて渡るのは地元の方が中心のようですね。

ちょっとお値段は高いけど、観光で行くなら、ここはやっぱり水牛に乗りたいものですよね。

 

由布島での見どころは?

由布島の入り口に到着です。

 

到着すると、ツアーのメンバーを揃えてから、全員で食堂で昼食をとりに行きます。

11時半頃でしたが、ちょっとお腹も空いてきたので、いいタイミングでした。

 

レストランの大きな食堂には、すでに昼食が用意されていて、係の人が一組ずつ、席に案内してくれます。

幕の内弁当ですね。

 

少しずついろんな種類があって楽しいし、美味しい。

あまり馴染みのない料理も多いのですが、説明書もあるので、なるほどと思いながら、いただきます。

 

食べ終えたら、早速、島内の散策に出かけます。

島全体が亜熱帯植物園となっているので、どこに行っても植物がいっぱいです。

鬱蒼と繁る緑の中って、気持ちがいいですね。

 

中でも、ブーゲンビリアガーデンは温室になっていました。

 

大きな葉っぱに囲まれたような場所では、自分が小さなアリになったようです。

 

マンタの浜では、ちゃんとマンタが出迎えてくれます。

 

休憩中の水牛さんは、水の中でゆったりしています。

なるほど、だから水牛なんですね。と、妙に納得。

 

いろいろと散策するうちに、もう出発時間の12時半になりました。

帰りの水牛車に揺られて、西表島に戻ります。

沖縄の歌を全員で歌いながら到着です。

 

帰りのバスも待っていて、バスに乗り込んであとは帰るだけです。

ちょっと名残惜しいですね。

さようなら~。

 

大原港発13時半の船で、石垣港に到着したのは、14時15分頃でした。

以上で、西表島ツアーはすべて終了です。

あ~、楽しかった。

 

ホテルに帰る前に石垣港周辺をちょっとだけ散策

せっかく、ここまで車でやってきたので、ホテルに帰るまえに、市街地を少し散策してみることにしました。

まずは、ここが石垣市の商店街ユーグレナモール。

どうです?都会でしょう?

札幌の狸小路よりも賑やかな感じです。

 

このあたりで、アイスクリームでも食べようということで、少し探してみると、なんか良さげなお店を発見。

こちら、「フルーツジュエリーファクトリー」というお店です。

 

店内はこんな感じで、「ここは原宿?」って感じのお店です。

 

ここで、ドラゴンフルーツのアイスバーをオーダーしてみると、オシャレに瓶入りで出てきました。

 

ところで、この黄色い星のマークはなんだと思います?

そうです、スターフルーツなんです。

冷たし、旨し。

 

まとめ

●西表島半日ツアーは、仲間川のジャングルクルーズのダイナミックな世界と、由布島をゆっくりと水牛で渡る静の世界の対比が面白い。半日でも十分に楽しむことができました。

●由布島の水牛で渡るところは、いかにも沖縄らしくて時間がゆっくりと穏やかに流れていて、なんともいい感じです。

●由布島は島全体が植物園なので、ただ歩くだけでも、気持ちがいいところです。是非とも行ってみたいところです。

●石垣島の市街地は都会そのものでびっくりです。フォトジェニックなオシャレなお店もありました。

 

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