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別府の八新鮨!おまかせ料理が本当に美味しいのか食べてみた!

      2019/07/19

 

先日、夫婦で別府温泉に行ってきました。

もう結婚して25年の銀婚式の節目でもあり、ちょっと贅沢な夕食を食べに行ってきました。

海に近いし、関あじや関サバが有名ですし、やっぱり寿司屋に行こうということで、この辺りでは有名な寿司屋の「八新鮨」に行ってきました。

事前に、カウンター席とコース料理を予約して行ったんです。

 

今回は、その八新鮨のおまかせ料理のレポートです。

さて、このコース料理は、どんなものが出てきたのでしょうか。

乞うご期待です。

 

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八新鮨ってどんなとこ?

別府といえば、有名な寿司屋が一杯ありますが、今回は八新鮨に決めました。

寿司屋ってやっぱり味が一番重要ですが、それ以外にも雰囲気もとっても重要だと思います。

今回は相方と一緒ですし、銀婚式の記念でもあるので、それなりにお洒落なお店にしたかったので、こちらを選ぶことにしました。

 

より老舗の寿司屋にも行きたい気持ちはあったのですが、女性目線で今回は選定したわけです。

また、カウンター席がとっても素敵で、落ち着きそうだなと思ったのも、理由の一つです。

寿司屋は、やっぱりカウンターで食べるのが一番ですよね。

職人さんの握りたてを、すぐに食べられるというところがなんと言っても最高ですね。

 

八新鮨の場所は、我々の海側のホテルからでも歩いて10分程度でした。

別府駅から歩いても同じくらいでしょう。

ちょうど別府駅と海岸の中間点ぐらいに位置しているんです。

 

繁華街からは、大通りを一つ隔てた、ちょっと外れた場所にありますので、周りは静かな雰囲気ですね。

建物は、ベージュ色の外装で窓のないちょっとお洒落な建物です。

玄関は、壁から少しセットバックしているので、横からでは見えない様になっていて、正面に立つとやっと玄関だとわかります。

小さな字で「八神」と書いてあってあくまでも控えめ。ちょっと隠れ家的なイメージがいいですね。

 

予約していた18時にちょうど到着です。

店内に入るとすぐ右側に8席ほどのカウンターが見えます。

まだ、誰も席についていません。

私たちは、一番左端の席に案内されました。一番乗りです。

 

まずは、席についてメニューを確認します。

今回は事前に1万円のおまかせ料理をお願いしていましたが、念の為に確認です。

 

おまかせ料理の構成は、お造り、おつまみ、おまかせ寿司、汁物、水菓子等となっています。

まずは、生ビールをお願いすると、すぐに付け出しが出てきました。

 

別府名物のりゅうきゅうです。

美味しいですね。ビールにあいます。

 

途中でお客さんが来ているようでしたが、カウンターではなく個室に予約を取っているグループのようでした。

まだ、カウンターには我々以外は誰もいませんが、予約が入っているのか、店長さんは手を休めることなく仕事をしています。

 

ここのお店は、基本的に料理はすべて店長が仕切っているようでした。

それを補佐する板さんが二人ほどいますが、基本はすべて店長が仕切っていて、寿司屋独特のピンとした緊張感があっていい感じです。

昔ながらの師弟関係がはっきりしている寿司屋ってのはいいものです。

私は結構好きですね。

 

別に店長が威張っているわけではないのですが、「あれはどうなっている、あれはまだか」というようなことを小さな声で指示しているのが聞こえます。

まさにプレイングマネージャーで、包丁を使いながら、指示を的確にしていく姿は格好がいいですね。

 

コース料理の始まりです!

さて、まずは、お造りから始まります。

 

配膳する人が、お造りの説明をしてくれます。

ワタリガニの身にジュレを載せたもの、関あじ、鯛、ホタテ、海ぶどう、さくらんぼです。

一つ一つの産地を丁寧に説明してくれたので、聞いていて楽しいし、嬉しいものです。

 

食べてみて印象的だったのは、やっぱり地元で獲れた「関あじ」ですね。

関あじってやっぱり美味しい。もう少し食べたかったくらいです。

 

そして、驚いたのは、ホタテは北海道のものということです。

別府で北海道のホタテを食べるとは面白いものです。

今や食材は日本全国どこにでも流通しているんですね。

 

そして、このホタテは格別に甘くて美味しい。

これは北海道出身の私も納得の美味しさです。

ちゃんとしたホタテを仕入れていることがよくわかります。

冷凍ものとは全く違う甘みが印象的です。

 

海ぶどうもプチプチして美味しいですね。

先日の石垣島に行ったとき以来、すっかり海ぶどうのファンになってしまいました。

 

ビールを飲みながら、これらを一口ずつ味わって食べるのは、本当に至福のときです。

見た目に綺麗で、食べて美味しくて、最高です。

 

さて、次に出てきたお皿は、こちらです。

 

魚の名前は忘れてしまいましたが、肝や胃袋や卵も添えられていて、まるでふぐ刺しのようですね。

これがまた絶品なんです。

ふぐよりも肉厚で食べごたえも十分にあり、旨味も深く、本当に美味しい。

肝のなんとも言えず美味しい。全部美味しい。

 

このあたりで、もはや日本酒を飲まずにはいられなくなり、メニューの中から「八海山」を選びます。

 

渋い陶器の器に冷えた八海山がたっぷりと入ってきました。

陶器のほうが冷やのお酒がぬるくならずにいいものですね。

 

同時に「こちらは和らぎ水です」と言って、お洒落なグラスに入った水もくれました。

いわゆる洋酒でいうチェイサーですよね。

 

日本酒ではチェイサーのことを「和らぎ水」っていうんですね。

って話を相方にすると、相方はチェイサーすら知らないという。

まるで小娘と飲んでいるようだと、ほろ酔い気分に浸ります。

 

次の料理はまさに創作料理でしたね。

こちらです。

 

これは、鰻とチーズを挟んで、バルサミコ酢で味付けしたものですと、店長さんが自ら説明してくれました。

仕事をしているときの真面目で厳しい顔とは、全く違う笑顔で、説明してくれたのが印象的でしたね。

いいもんですよね。ああゆうギャップって。

 

きっと、店長さん自信の作品だったんですね。

鰻の美味しさが際立っていますが、そこにチーズとバルサミコ酢のイタリアンの味付けがなんとも言えず、美味しいですね。

見た目にも楽しいし、食べてびっくりの逸品です。

 

さて、次はなんだろうと思っていると、意外にもこちらでした。

 

そうです。土瓶蒸しです。寿司屋で土瓶蒸しって出るんですね。

日本料理屋さんの会席料理のようです。

しかし、なんか久しぶりに土瓶蒸しが食べれるのは嬉しい。

 

早速、おちょこで一口いただきます。

ん~、美味しい。うまい。最高です。

やっぱり、土瓶蒸しはいいですね。海老の出汁がたっぷり出ていて、本当に美味しい。

いくらでも飲めそうです。

 

土瓶蒸しのいいところは、すぐになくならないところですね。

美味しい出汁を何度も注ぎながら、ちびちび楽しみます。

至福のひとときです。

そして、土瓶の中の具をいただきます。立派な海老がドーンと入っているのが見えます。

 

食べごたえがありますね~。

とっても美味しい。もう何も言うことはありません。

さあ、土瓶蒸しをすすりながら、とうとうメインの握りに移行しますよ~。

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いよいよ握りをいただきます!

土瓶蒸しを頂きながら、握りを頂くのがここの流儀のようですね。

土瓶蒸しを食べ終える前に、店長さんは握り始めました。

 

ここからが、まさにカウンターの素晴らしさです。

目の前で店長さんが握った直後に、白木の綺麗なカウンターに直接握りに載せられます。

そのときに、ちゃんと説明してくれのがいいですね。

 

まずは、1貫目。

出てきてすぐに条件反射的に口に運んでしまったため、なんと写真を撮るのを忘れてしまいました。

不覚でした。ついつい、食い気が先行しちゃったのです。

白身魚の握りで塩を上に振ったもので、そのまま食べるスタイルでした。

シンプルながらも、その美味しさに脱帽です。

 

握りを食べ始めて、ちょっと気になっていたこれがやっぱり指を拭くためのものだとわかりました。

 

初めて見ましたが、固い濡れたおしぼりが立っている感じで、手で握りを掴むとこれで指を自然に拭きたくなります。

便利なものですね。

 

さて、2貫目は、こちら。

 

イカの上に利尻のバフンウニが載っていて、カラフルなごまを上からちらした逸品。

ここでも北海道の利尻のバフンウニを使っているんですね。

利尻のバフンウニは、超一流品ですからね。

全体の見た目が美しく、特に、イカの飾り包丁が綺麗で素晴らしい。

一気に口に入れると、イカの甘みとその中で、ほんのりとバフンウニの濃厚な味が溶け合います。

美味しい。言うことありません。

 

3貫目は、こちら。

 

関サバの昆布締めです。

江戸前寿司ですね。いい仕事しています。

念願の関サバが食べることができました。それも一手間かけた逸品です。

美味しい。

 

4貫目は、こちら。

 

車海老をさっとお湯でくぐらせたものです。

50秒と言ったな、とにかく秒単位でお湯をくぐらせただけなので、綺麗な赤い発色はしているものの、レアなんです。

絶妙な美味しさです。

もしや、生よりもちょっとお湯をくぐらせたほうが美味しいのかもしれませんね。

見た目、食べごたえ、味、全部二重丸です。

しっぽまで綺麗に処理されています。

 

5貫目は、こちら。

 

金目鯛の漬けですね。

キンメの美味しさをギュッと閉じ込めた感じです。

美味しさの5連発で、まだ4貫した食べていないので、ずいぶんたくさん食べたような気持ちになってきます。

不思議なものです。

 

6貫目は、こちら。

 

これは巨大な平貝の握りですが、パリパリの海苔で包みます。

磯辺焼き風ですね。

写真を取るために、海苔で包む前の状態を店長さんが見せてくれました。

ちゃんと気遣いをしてくれるのが嬉しいですね。

 

海苔は、事前に他の板さんが焼海苔を更に炙ってパリパリにしていましたので、本当にパリパリで香りが立っています。

これは、店長さんから直接手渡しでいただきました。

 

不思議な寿司です。初めて食べました。

平貝の食感と海苔のパリパリ感と旨味が融合されていて、美味しいですね。

こうゆうのも楽しい。

 

7貫目は、こちら。

 

穴子ですね。

オーソドックスな感じですが、口に入れると柔らかくて、すっと溶けて行きました。

あんなに柔らかい穴子は初めてです。

個人的にはあまり好きではない穴子ですが、これは美味しい。

 

ここで、先程の車海老の頭の部分を素焼きしたものが出てきました。

 

頭の固い殻の部分は取っているので、そのままパクっと食べられます。

なんとも言えない、潮の香りが口のなか一杯に広がります。

最高に美味しいですね。

シンプルな塩味だけですが、海老本来の旨味が凝縮されています。

最高です。足もバリバリ食べます。

 

8貫目は、こちら。

 

なんと、フォアグラです。

フォアグラって握りがあるんですね。

ちょっと邪道のような気がしますが、食べてみると、こちらもとろりと溶けて、濃厚なフォアグラが美味しい。

これ、アリだなと感心しました。

 

そして、最後の9貫目は、こちら。

 

玉子焼きです。

この玉子焼きは相方に言わせると九州らしい味のようです。

甘いんですね。

玉子焼きというよりも美味しいカステラを食べたという感じがしました。

 

以上で、握り9貫が完了となりました。

最後に赤出汁がでてきました。

 

落ち着きますね。九州の赤味噌ですかね。少し甘い味噌汁です。

 

そして、デザートは、カシスのシャーベットです。

ショッキングピンクが鮮やかですね。

 

すっきりと口直しをしてすべての料理が終わりになりました。

 

本当に満足できた夕食でした。

今回はおまかせ料理でも一番安い1万円のコースにしましたが、十分に楽しむことができました。

なにかの記念日にはおすすめですよ~。

 

そのときは、カップルで行くなら絶対にカウンターがおすすめです。

お会計を済ませて、帰るときには、店長さん自らカウンターから出てきて、挨拶をしてくれました。

最後まで満足感の高い食事でした。

ご馳走さまでした。

 

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登録はこちらでどうぞ。

◆八新 基本情報
電話:0977-23-3081
住所:大分県別府市北浜1丁目12-2-33
営業時間:17時~23時(L.O.23時)
定休日:日曜日
URL:https://www.hotpepper.jp/strJ000585894/

 

まとめ

●別府の八新鮨は駅からのアクセスも海沿いのホテル群からのアクセスも便利。歩いていけます。

●おまかせコースは大満足。ビジュアル、味、量のバランスも絶妙です。

●お店や店長さんの雰囲気もいいところです。カウンターがおすすめ。

 

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