グアムのニッコーホテルに宿泊してみた感想!良い点と悪い点
2019/08/09
7月11日~14日に、妻と二人で3泊4日のグアム旅行に行ってきました。
滞在したホテルは、ニッコーホテルグアムです。
グアムの繁華街からは少し離れた場所にある大きな日系のホテルです。
口コミなどから「古い・老朽化」というイメージを持っていましたので、あまり期待していませんでしたが、実際には思ったほど古くもなく素敵なホテルでしたね。
今回は、ニッコーホテルグアムに実際に宿泊してみた感想やメリット・デメリットをご紹介しますね。
グアムのニッコーホテルってどんなところ?特徴は?
今回の旅では、フライトは今まで貯めてきたマイレージを使った特典航空券を使用しましたので、ホテルは自分で探しました。
グアムにはたくさんのホテルがありますが、今回の旅では、ショッピングセンターに行く予定もなく、観光する予定もなく、ただ、海を見たり、シュノーケリングをしたりして、のんびりとした時間を過ごしたかったんですね。
そのために選んだのが、ニッコーホテルでした。
ニッコーホテルの特徴は、個人的には大きくは二つあると思っています。
1つ目のポイントは、なんと言っても「全室オーシャンビュー」ってことですね。
ホテルの形が、真上から見ると、ひらがなの「く」のような形になっていて、上半分の部屋ではガンビーチ側の海が見えて、下半分の部屋ではタモンビーチ側の海が見えるって格好です。
やっぱり、オーシャンビューには拘りたかったんですね。
部屋から海が見えないと、グアムに来た感じがしないと思ったんです。
15階のうちの6階という低層階でしたので、初めちょっと不安でしたが、実際には、十分に素敵な景色を部屋の中から眺めることができました。
また、小さなバルコニーもついていて、椅子2脚とテーブルが設置されていて、ちょっとお洒落です。
バルコニーって、実は暑い昼間はそんなに使うこともないですが、朝のバルコニーは気持ちがいいですし、水着を干したりするのにも、便利です。
15階の部屋はもっと景色がいいんだろうな~と思い、エレベータホールからの景色を、6階からと15階からとで比べてみました。
ところが、実際には、そんなに差があるわけではありません。
というか、6階でも十分に素敵な景色なんですよね。
このホテルは低層階でも十分にオーシャンビューが確保されているんです。
目の前には大きなプールや大型のスライダー、その先にはプライベートビーチが見えて、その先にガンビーチが続いているのが見えます。
さて、2つ目のポイントは、やっぱり「静かなプライベートビーチ」です。
どこのホテルもホテル前のビーチはプライベートビーチということになるんだと思いますが、ニッコーホテルの場合は、大きなタモンビーチからはちょっと離れていて、その分隔絶されている感じなんです。
今回はちょっと静かな休日にしたかったこともあって、ゆったりできて、空いているところにしたかったという意味ではピッタリでした。
ちょっと繁華街から離れているためか、ここのプライベートビーチはそれほど混雑しないんです。
まあ、行った時期がオフシーズンということもあって、全体的に人は少なかったというのもあるんでしょうね。
実際、私が海に入ったときも、ガンビーチ側ではほとんど人がいなくて独り占め状態でしたし、プライベートビーチでも泳いでいるのは、せいぜい10人位でしたね。
日本の海水浴場とはイメージが全く違います。
ビーチチェアもシーズンならもっとたくさん出ているはずですが、今回は5セット程度でしたね。
流石に5セットしかないと、すぐに一杯になっちゃうので、朝8時には場所とり行く必要がありました。
ビーチチェアに寝転ぶと、リゾートに来たんだな~って実感がわきますね。
ニッコーホテルのお部屋の感想は?
ニッコーホテルに宿泊した部屋は、グレードとしては一番低い低層棟にある「オーシャンフロントツイン」という部屋でしたが、満足感は高かったです。
たしかに若干の古さを感じる部分はあったものの、全体としては素敵なホテルだと思いました。
今回のホテル予約は、最安値を探した結果「Booking.com」で予約したんですが、十分に安く部屋を確保できたので満足です。
部屋の広さは、48m2もあるので、ゆったりとした広さです。
やっぱりリゾートホテルなら、これぐらいの広さは欲しいものですよね。
セミダブルの広いベッドの他に、一人用の椅子、二人用の椅子、テーブルなどもあり、使い勝手のいい部屋になっています。
冷蔵庫やポットもあって、インスタントのコーヒーや紅茶のティーバックなどもあります。
初日にベッド脇にチップを1ドルだけ置いたら、翌日はコーヒーなどの補充がありませんでしたが、翌日チップを2ドルにしたら、その翌日はコーヒーなどの補充がしっかりとされていました。
やっぱり、チップって重要なんですね。
どうも日本人には馴染めない文化です。(って私だけかも)
初日には1.5リットルのミネラルウォーターが2本備え付けられていました。
これは、初日のみのウェルカムサービスのようで、次の日からは補充されませんでしたね。
また、日系のホテルだけあって、アメニティーもちゃんとしています。
歯ブラシとかあるのかちょっと心配でしたが、大丈夫です。
このあたりは日系のホテルは安心ですね。
ただ、このアメニティーは初日にあったので、当然、毎日補給されるものと思っていたら、なんと初日だけであとは全く補充されませんでした。
びっくりしました。こんなことってあるんですね。
まあ、実際のところ3泊ぐらいでは、補充されなくても大丈夫なんですけどね。
お風呂はいたって普通で西洋式の浅くて長い湯船です。
なんとなくお湯を張る気にならないバスタブですよね。(って、これも私だけかも)
結局、滞在中はシャワーだけで十分でした。
洗面所もまあ普通って感じです。
こんなところがちょっとお洒落。
ニッコーホテルの良い点と悪い点とは?
ニッコーホテルに宿泊する際のメリットやデメリットを少しまとめてみましょう。
メリットとなる部分は、今まで説明した通りです。
全室オーシャンビューであることや、プライベートビーチや、広いお部屋などですね。
一方で、当然ながらデメリットもあります。
これらを総合的に判断してこのホテルが自分の旅行の目的に合っているのかどうかを見極めるのがいいでしょう。
人によってはメリットとデメリットが逆転することもありますからね。
まず、はじめに言っておきたいのは、私個人としてはこのニッコーホテルを気に入っていますし、次回もここでいいかなと思っています。
ただ、ここでは、あえて客観的な視点でデメリットを上げてみたということですので、参考にしてください。
1つ目は、施設が少し古いことです。
細かいところを見るとやはり古さを感じることはあります。
例えば、部屋の絨毯に黒いシミがあったり、水回りにも古さを感じたり。
でも、これは大きな問題ではないと思いますね。
物は経年変化するのは仕方ないことです。
それよりも、ちゃんと清掃しているという点のほうを逆に評価したいですね。
ただ、妙にエレベータの中が空気が澱んだ感じがしたのは気になりました。
2つ目は、施設内に砂が入り込んでいることです。
これも細かい話ですが、気になる人には気になるかもしれませんね。
ビーチが近いので、ホテルに入る前には砂を落とすとしても、やっぱり多少の砂はホテル内にも持ち込まれます。
廊下やエレベータの中にもよく見ると砂があります。
まあ、これは海の近くで、自由に行き来できるような構造上、こうなっちゃうんでしょうね。
完全に縁切りすると、使い勝手が悪くなりそうですし。
個人的には、それほど気になりませんでしたけどね。
3つ目は、近くにコンビニがないことです。
個人的には、これが一番のデメリットでした。
ただ、繁華街から離れているという点は、静かに過ごすという意味ではメリットになりますので、やはり利便性では若干マイナス点があるのは仕方ないところです。
試しに、一番近いABCストアまで歩いて行ってみましたが、10分ほど炎天下の中を歩くのは、やっぱりちょっときついですね。
帰りに1.5リットルの水を買ってきましたが、これがまた重い。
妙に、コンビニ袋が指に食い込むんです。
あれは持って歩くことを想定していない作りですね。
レンタカーを借りるなら全く問題ない話ではあります。
もちろん、ホテル内の売店もありますが、やっぱりABCストアのほうが安いですし種類も豊富です。
特に、朝食を調達するにはABCストアがあると便利だと思いましたね。
フルーツ詰め合わせやサラダもありますからね。
ホテルの売店ではサンドイッチ程度までですし、ちょっと高い。
以前は、1階に24時間営業のコンビニがあったらしい形跡が見えましたが、今はないです。
ちなみに今回の旅では、夕食に力を入れることにしたので、事前に日本でしっかりと予約をしてから行きましたが、その分、朝と昼はシンプルそのものです。
ビュッフェレストランの「マゼラン」で朝食を一度ぐらいとってみようとも思ったのですが、前日の夕食がどうしても食べ過ぎになるので、朝はそこまで食欲がありませんでした。
朝食や昼食はこんな感じです。
2日目の朝のサンドイッチ。
3日目の朝のABCストアで買ったカリフォルニア巻とフルーツとサラダ。
昼は、ガンビーチにあるザ・ビーチというレストランでハンバーガーをたべたり、サンドイッチだったりです。
まとめ
●ニッコーホテルグアムのメリットは、「全室オーシャンビュー」「静かなプライベートビーチ」の2点だと思います。
●デメリットは、「施設が少し古いこと」「砂が入り込んでいること」「コンビニが近くにないこと」の3点だと思います。
●総じて、個人的には今回の旅の目的にはピッタリで、満足度の高いホテルでした。