築地でウニを食べるなら絶対おすすめの4店!場外でゆったりと!
2022/12/03
ウニが好きですか?嫌いですか?
もし、嫌いだとしても、一度、築地でウニを食べてみることをおすすめします。
もしかしたら、ウニに対する印象が180度変わるかもしれませんよ。
ここでは、ウニが美味しい築地場外のおすすめの4店をご紹介しましょう。
ウニについてのうんちくも少しご紹介しますね。
目次
築地の美味しいウニがおすすめ!
築地には、多くのお店があるので、もし目当ての店が閉まっていたりしても、次の手を打ちやすいので便利な場所ですね。
なんといっても築地ですから、気分も自ずと盛り上がりますし、ウニも新鮮でリーズナブルです。
ウニと一言で言っていますが、国内では、殆どが、ムラサキウニとバフンウニの2種類があり、それぞれ白ウニ、赤ウニとも呼ばれています。
ムラサキウニは、淡白な風味で上品な味わいです。一方の、バフンウニは、濃厚な風味が特徴ですね。
食べ比べてみれば、すぐにだれにでも、その違いがわかるほど明確に違いますよ。
人によって好みがありますが、ウニが苦手という方は淡白なムラサキウニから試したほうがいいでしょう。
バフンウニの独特の濃厚さは、好き嫌いが出てくるところかもしれません。
個人的には少量しか食べないないバフンウニ、沢山食べられるならムラサキウニって感じです。
つまり、お酒の肴にするならバフンウニ、ウニ丼でガッツりいくならムラサキウニってイメージとも言えます。
よく「ウニは薬臭いから嫌いだ」という話を聞きますが、これはミョウバンという薬品を使っているためですね。
ミョウバンを使わないとウニは溶けてなくなってしまうので、いつも見るようなきれな形を維持できないんです。
よく新鮮なウニの写真で、ウニがドロっとしてしまって、輪郭が明確でないような写真を見たことがあると思いますが、あれはまさしくミョウバンを使わない、生ウニの状態です。
しかし、ウニは個体差が非常に激しく、実際に殻を割ってみないと味がわからないところがあります。
つまり、当たりハズレが大きいのです。
そこで、普通、お寿司屋さんでは、一定の味のレベルを保つために、箱ウニを使います。
箱ウニとは、殻から卵巣を取り出して、ミョウバンを含む水で洗って形を整えた加工品なんですね。
いわゆる、魚の刺し身とはちょっと違うんです。少しだけ加工してあるわけです。
イクラも生とはいえ、醤油つけにしたりしているのと似ています。
本当の生ウニは、殻のままスプーンで殻の内側にへばりついている卵巣を食べるやつです。
私も中国の大連で一度これを頂いたことがありますが、少なくともあの時は、明らかにハズレでしたね。
日本の普通の寿司屋では箱ウニを使っていますが、これは、味を一定に保つことと、やはり握りには使いやすいからですね。
箱ウニは、高いものはおいしくて、安いものはまずい、という非常にわかりやすい構図になっています。
まあ、箱ウニですから、ミョウバンは使っていますが、上質のウニに少量のミョウバンを絶妙なバランスで使っているんですね。
ここが、ウニ加工業者の腕の見せどころです。
悪いウニほど大量のミョウバンを使っているので、見た目は綺麗でも薬くさい味がするわけです。
薬臭いから嫌いだという人は、多分、本物のおいしいウニを食べたことが無いのが原因だと思いますので、一度本物を食べてみましょう。
「ウニってこんな味だったんだぁー」と感動するかもしれませんよ。
築地のウニをゆったり食べるなら場外がおすすめ!
築地といえば、朝早く行って、朝食を食べるイメージですね。
インバウンド御用達の朝食に寿司ですね。
場内のお店は、今や豊洲に移転してしまいましたが、朝早く5時頃に開店して、昼ごろには終了する店が多いので、朝早く行かないと食べれないところが多いですね。
その点、場外のお店は、開店も早くて9時頃からですし、夜もやっているところも多いので、朝早くから行く必要もありません。
まあ、場外は普通の店に近いとも言えるわけですね。
というわけで、今回は、ゆっくり朝起きても大丈夫なランチを食べるお店をご紹介します。
ディナーとしてもいいですね。デートにもつかえます。早朝デートも悪くはないですが、夜のほうが雰囲気も盛り上がりますしね。
築地のウニを楽しむための4店のご紹介!
ここでおすすめする築地でウニで有名なお店は、こちらです。
「鈴木水産」
「鮨國(すしくに)」
「築地虎杖 うに虎喰(つきじいたどり うにとらくらう)」
「北海番屋」
鈴木水産
ここの名物はなんといっても「箱ウニ」がそのまま出てくるウニ定食です。
まあ、お店の外観は、どうみても普通の大衆食堂で、正直パッとしない印象です。
接客サービスもほとんどないと思っていったほうがいいです。はじめから、そのつもりで行くと、どんな態度を取られても腹も立ちませんからね。
というわけで、こちらは、デート向きとは言えませんね。
以前は、1000円という破格の「ウニ定食」がありましたが、現在では、「生うに定食」3,000円となっています。
まあ、値段は激安とまでは行かなくなってしまいましたが、「箱ウニ」一つそのままついてくるのは、シンプルかつ豪快でいいものです。
うにも安物によくある臭みや薬臭さは全くありません。
ウニの横には、ちょっとだけお刺身がついています。こぼれなんとかのようですね。
その他では、「マグロ・うに丼」1,200円、「マグロ丼」900円などコスパのよいメニューもありますし、煮魚定食や焼き魚定食も美味しいと評判です。
ランチを格安で済ませたいときには、いいお店です。
TEL 03-3541-7860
住所 東京都中央区築地4-11-2
営業時間 9:30~14:30(月・火・水・土)
(木・金)は、17:00~21:00も。
定休日 日・月曜の祝日
都営地下鉄大江戸線築地市場駅より徒歩4分
営団地下鉄日比谷線築地駅より徒歩5分
鈴木水産 (スズキスイサン) - 築地/定食・食堂 | 食べログ (tabelog.com)
鮨國(すしくに)
築地 鮨國は、なんといっても「元祖こぼれウニ丼」4,620円です。
ちょっと小ぶりの器に溢れんばかりに盛られたウニ丼です。
丼に添えてあるのが、こぼれたウニ、すだち、わさび、ガリです。 味噌汁つきです。
小さめの丼ですが、ウニは 充分に厚く盛ってあり量は充分でしょう。
バフンウニとムラサキウニの味の違いを楽しみながらいただくのは、なんとも贅沢な気分です。
途中ですだちをかけると、すだちの酸味と香りでウニの旨味が増しますよ。
さて、もう一つの人気メニューが「ウニイクラ丼」4,180円です。
この店の看板であるウニと自家製のイクラをシャリの上に、びっしりと敷き詰めた究極の一杯です。
こちらは見た目にも赤と黄色のコントラストが美しい。
ウニはもちろん国産で、北方四島のものが多いようです。
日曜も営業しているのが嬉しいですね。
10時オープンということでこれまた朝に優しいです。
夜の営業もあるので、休日にディナーに予約することも可能です。 席だけ予約も可能ですよ。
座席はカウンターとテーブル席があります。
デートで使うような時には、せっかくなので、カウンターに座りたいものですね。
寿司屋のカウンターに座るのはちょっと緊張するかもしれませんが、そんなときはこちらを参考にしてください。
TEL 03-3545-8234
住所 東京都中央区築地4-14-15築四ビル
営業時間 (昼)10:00~15:00
(夜)17:00~21:00
予約も可
日曜日はネタが終わり次第閉店
休日:毎週水曜日(事前電話予約応相談)
都営地下鉄大江戸線築地市場駅より徒歩4分
営団地下鉄日比谷線築地駅より徒歩5分
鮨國 - 築地市場/寿司 | 食べログ (tabelog.com)
築地虎杖 うに虎 喰(つきじいたどり うにとらくらう)
こちらは、築地虎杖の数あるお店の内の一つで、ウニの専門店です。
ウニだけの専門店というのも珍しいですよね。
築地場外市場にあるお店のほとんどが、店の入り口を華やかに飾っていますが、この店の入り口はなにか怪しい雰囲気です。
店内は、小さなカウンター席と落ち着いて食べられる個室風のテーブル席もあります。
このお店は、その日に気に入ったウニが無いと仕入れなかったりすることもあるらしいです。
メニューは、流石に専門店だけあってウニ、ウニ、ウニ・・・です。
うに丼だけでも5種類以上あり、うに御飯とか、うに握りとか、うに箱盛りとか、これは注文するときは迷いますね。
昼はウニ料理専門、夜は様々な創作海鮮料理を提供しています。
メニューはこんな感じです。
「うに丼A(国産) 5,550円」
「うに丼B(国産) 4,860円」
「うに丼C(海外産)3,880円」
「うに食べ比べ丼(5種) 5,980円」
その日仕入れたウニをランク分けしているんですね。おすすめは、やっぱり、「うに食べ比べ丼」です。
海外産から国内産まで5種類のウニを食べると、味の違いがはっきりわかりますし、自分の好みの味も見つけることができますよ。
日本酒もちょっとやりながらが、食べたいところですね。
TEL 03-6324-4237
住所 東京都中央区築地4-10-14 加藤市場1F
営業時間 9:00~22:30(Lo.22:00)
都営地下鉄大江戸線築地市場駅より徒歩4分
営団地下鉄日比谷線築地駅より徒歩5分
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13037980/
北海番屋
こちらは、築地場外市場のほぼ中央にある海鮮丼と網焼きのお店です。
北海道の食材にこだわった品質と味は信頼できます。
店内は広いので、子連れの家族でもゆったりできる感じです。
メニューは、「ウニ丼」4,510円、「北海丼」3,520円、 「いくら丼」2,640円などです。
おすすめは、やっぱり「うに丼」ですが、量はそれほど多くないので、セルフで焼き物をつまみながら、チビチビお酒をやるのもいいですね~。
TEL 03-5148-0788
住所 東京都中央区築地4-14-16
営業時間 ランチ 10:00~15:00
定休日 月曜・水曜
都営地下鉄大江戸線築地市場駅より徒歩3分
営団地下鉄日比谷線築地駅より徒歩3分
北海番屋 - 築地市場/海鮮丼/ネット予約可 | 食べログ (tabelog.com)
以上、ここでは築地のうにの有名店をご紹介しましたが、東京駅周辺にも「うに屋さん」はあります。
出張などで東京駅の近くで、美味しい「うに」をサクッと食べたいってこともありますよね。
東京駅近くの「うに屋さん」なら、こちらを参考にどうぞ。
「東京駅周辺でウニを食べるなら絶対おすすめの9店!銀座 新橋 水道橋」
まとめ
●築地のウニを格安で食べるなら「鈴木水産」のランチがおすすめ
●築地のウニといえば元祖こぼれウニ丼で有名な「鮨國」がおすすめ、夜のデートにも最適
●築地のウニ専門店「築地虎杖 うに虎 喰」でいろんなウニを食べ比べるのも楽しい
●「北海番屋」では、うに丼と焼き物で一杯というのがおすすめ