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夏バテ対策にはうなぎや豚肉が効果的って本当?

      2018/05/01

夏になるとなにかと体調を崩すことが多くなりますね。

いわゆる一般には「夏バテ」と言われますが、食欲が無くなったり、体がだるかったりで、なんとなく体調が悪い状態を言いますよね。

そして有効な対策とはどんなことがあるのでしょうか?

よく夏バテにはうなぎがいいと言われますが、本当なのでしょうか?

豚肉もいいらしいですが、豚肉も効果的なのでしょうか?

今回は、夏バテ対策に、うなぎや豚が本当に効果的なのかどうかについてご紹介します。

 

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夏バテの原因と対策とは?

そもそも夏バテになるとは、一体どのような症状になることを言うのでしょうか。

 

一般的には、主に以下の2つが主な症状だと思います。

・全身の疲労感や倦怠感(だる~い感じですね)

・食欲不振(食欲が無くなって、冷たいそうめんのようなものしか食べれなくなる感じですね)

 

人によっては、以下のような症状も併発することもあります。

・イライラ、熱っぽい、むくみ、無気力、立ちくらみ、下痢、便秘、気力喪失、入眠困難

 

誰でも夏バテは経験したことがあると思いますが、この夏バテの原因とは一体なんなのでしょうか。

一般的には、以下の3点が主な原因とされています。

 

1.体内の水分やミネラルの不足(軽い脱水症状ですね)

2.栄養不足(冷たい飲料ばかり飲み過ぎると、胃酸が薄まり、体が冷えて、胃腸機能が低下、また、冷し中華やそうめん等の炭水化物食による栄養不足)

3.エアコンによる温度の急激な変化(自律神経が温度の変化に対処できない)

 

どうしても夏には、そうめんなどの食べやすいものに偏り炭水化物の摂取が増えますが、これをうまく栄養に変えるには、クエン酸とビタミンが必要なんです。

ところが、これらが不足していると、うまく栄養にすることができなくなってしまい、その結果、栄養不足になることが多いようです。

 

また、特に最近の問題としてクローズアップされているのは、エアコンですね。

屋外と屋内の温度差が大きい時に、屋外と屋内の出入りをくり返すと、自律神経がこれに追従できなくなり、自律神経のバランスが崩れてしまいます。

いわゆる自律神経失調症ということになるわけです。

 

それでは、これらの原因に対応して対策としては、以下の点が重要になります。

 

1.体内の水分やミネラルの不足を補うためには、やっぱりこまめな水分補給ですね。

そしてバランスのよい食事をとることがポイントです。

1日三食、量は少なくても、質を重視して食事をとりましょう。

一方で、ビールや清涼飲料水の飲み過ぎには注意しましょう。

 

2.栄養不足を補うには、まずクエン酸やビタミンBを多く含む食べ物をとるようにしましょう。

これらを増やすことで炭水化物を栄養として吸収することができるようになります。

クエン酸は柑橘類や梅干し等、ビタミンBは大豆食品やバナナ等です。

まあ、できれば冷たいものではなく、温かい食品を食べるようにするといいですね。

よく言いますよね、暑いときには熱いものを食べると体にいいって。

 

また、どうしても食欲が無くなるときにはカレーのような香辛料の効いた食べ物がいいですね。

カレーは実は薬膳料理とも言われています。レモンや酢のような酸味も食欲増進にはいいですね。

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3.エアコンの問題は、いくつかポイントがありますね。

まず冷房の設定温度を外気との温度差5度程度に極力おさえることが大切です。設定温度は28度程度を目安としましょう。

外出すると異常にエアコンの効いている場所もありますので、常に上着を持ち歩き自分で温度調整できるようにしましょう。

 

扇風機も上手に活用しましょう。今ではすっかり使われなくなった扇風機ですが、多少の暑さなら扇風機がいいです。

でも、無理はしないで、我慢できないときはエアコンをつけましょう。

 

就寝時にはエアコンのタイマーで自動で切れるようにすると、冷えすぎ防止になります。

暑くて寝付けないときこそエアコンに頼ってしまいますが、エアコンを弱めにして頭を冷やせば随分涼しく感じることができます。

昔の人なら、水枕、今なら、熱さまシートを使って頭を冷やすのも効果的です。

 

その他として、運動をすることや入浴も体の調子を整える意味では効果的ですね。

体の温度調整には汗を適度にかくことも重要です。

 

ウォーキングやサイクリングで、適度な運動をして汗をかくって気持いいですよ。

まさしく、心身がリフレッシュされますね。

 

運動の後などに、半身浴でゆっくりとぬるめのお湯につかるのも、体の調子をととのえるのに効果的です。

こちらも心身ともにリラックスできますね。

 

夏バテのうなぎが効果的というのは本当?

夏バテには、やっぱりうなぎが有名です。

まあ、土用の丑の日を決めたのは、江戸時代に平賀源内が売れないうなぎ屋さんを助けるために考案した宣伝文句が始まり、ということのようですが、それでも、現代までその習慣が続いているには訳がありそうです。

 

実は、うなぎにはビタミンB1が豊富に含まれているんですね。

ビタミンBは、先ほど説明したように炭水化物の消化を助ける役目をしますから、夏バテにはいいんです。

 

ですから、少なくとも夏バテになる前の対策としては、有効でしょう。

ただし、うなぎにはビタミンCが全く含まれていないので、野菜などからビタミンCをとることは忘れてはいけないポイントです。

 

一方で、夏バテになってしまって、胃腸の調子が弱っているときにうなぎは良くなさそうです。

脂肪が多く消化も悪いので、逆効果になる可能性もあります。

 

うなぎは、夏バテ予防のために食べるのがいいでしょう。

 

夏バテにはうなぎと豚肉でバッチリ予防!

夏バテには、もつや豚肉がいいとも言われます。

特に、豚肉のヒレやモモには、うなぎと同様に、ビタミンB1が多く含まれますので、夏バテには効果的です。

 

また、脂身にはオレイン酸、ステアリン酸等のコレステロールを低下させるものが多く含まれます。

豚しゃぶやレバニラ炒め等は夏バテ防止によさそうですね。

 

うなぎは高価なので庶民にはたまにしか食べられませんが、豚肉はその点、手に入りやすく庶民的ですから、夏バテ予防としては、豚肉料理を少し多めにして、ビタミンBを上手に補給していくことが重要でしょう。

 

そして、いよいよ夏だというときに、シンボル的うなぎを食べるのがいいのではないでしょうか。

その時は、エアコンの設定温度のことや、適度な運動をすること等、今後夏バテにならないことに少し思いをはせながら、うなぎの味を味わうってことがベストのようですね。

 

私の場合には、そんなこと考えず、うまいうまいと言って食べてしまいそうですけど・・・。

 

まとめ

●夏バテ予防には、特にエアコンの使い方に注意。

●夏バテ予防には、うなぎと豚肉にはビタミンBが豊富で効果あり。

●暑い夏をうなぎと豚肉を上手に食べて乗り切りましょう。

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