夏休みの工作!100均で作るアイディア集!ガチャガチャ編!
ガチャガチャってよくスーパーの入り口等にも何台も置いてありますよね。
そこには目をキラキラさせた子供たちがいたりしますよね。
今回は、そんなガチャガチャを100円ショップの材料で作る方法をご紹介します。
基本原理を理解すれば、夏休みの工作として、自分のオリジナルを作ることもそんなに難しくないですよ~。
ガチャガチャの基本原理とは?
工作を始める前に、ガチャガチャの基本原理を理解しておくと作りやすいので、まずは、その原理を紹介しましょう。
ガチャガチャは、お金を入れて、取手の部分をグルグルっと回すと、ボールが一個だけ出てくるものですね。
工作するときのイメージとしては、
①上部のボールをプールする部分
②ボールを1個づつ切り出す部分
③ボールを排出する部分
の3つの部分を組み立てる感じで考えるといいでしょう。
ポイントは、ボールが上に一杯入っていても、一回グルグルっと回すと、一個だけが切り出されるという仕組みのところですね。
この切り出し方法は、円筒状のものの一部を切り欠いて、その部分に1個だけボールが入るようにして、その切り欠き部分を回して下向きになったときに重力で落ちてくる、というものです。
イメージはこんな感じですね。
ですから、キーとなるのは、この切り欠いた部分が回る構造ですね。
夏休みの工作では、このパーツをペットボトルの一部を切り欠いて作る方法が簡単でおすすめです。
ボールをたくさん貯める部分ですが、ここはダンボールや牛乳パックで作るのが簡単でおすすめです。
100均で売っているプラスチックのタッパーのような容器でも作れますが、ちょっと加工が大変ですね。
そして、ボールを排出するところもダンボールや牛乳パックで傾斜をつけるのが簡単です。
こんな感じですが、少しイメージができたでしょうか。
それでは、早速作り方を見ていきましょう。
牛乳パックとペットボトルで作る超簡単なガチャガチャ!
こちらは、最も簡単なガチャガチャと言っていいと思います。
材料は、以下の3種だけです。
・牛乳パック3個
・ペットボトル(小)1個
・ピンポン玉6個
100均で買うのは、ピンポン玉だけですので、とても安上がりなのも嬉しいですね。
作り方は、牛乳パックの中程に、穴をあけてそこに、一部くり抜いたペットボトルを差し込んだ構造です。
ボールはあまり大きいと牛乳パックに入らないので、ピンポン玉ぐらいがぴったりです。
見た目をよくするためと安定感を出すために、左右に牛乳パックをくっつけて完成です。
この方法なら、ちょっと失敗してもすぐに他の牛乳パックで作り直せばいいので、気軽に作って見ることができますね。
この作り方を理解すると、いろいろと自分なりに改造できそうです。
例えば、夏休みの工作は見た目も大切なので、これをダンボール箱にすぽっといれて、外装に色を塗ったり、色紙を貼ったりすることもできますね。
また、ピンポン玉をもっとたくさんプールできるように、真ん中の牛乳パックの上の部分をV字型に広げて、左右の牛乳パックまでプールできるようにすることも簡単ですよね。
取手の近くには、回転方向を示す矢印を書いたり、お金を入れるところを作ってあげたりもできますね。
回転方向は実はどっちでもいいですし、お金は入れなくても回るんですが、まあ、そこは夏休みの工作ということで、ご愛嬌ですね。
見た目を本物に近づけるのは楽しいものですからね。
ちなみに、お金と連動する仕組み(お金をいれないと回せない)を作ると、急に難易度が上がっちゃうので、ここでは考えないことにしますね。
どうですか?
すこし、イメージが広がって来たんじゃないでしょうか。
やっぱり大切なのは、基本的な作り方を元にして、自分なりのイメージを膨らませて、ちょっとしたカスタマイズをしていくことですね。
そうすれば、自分だけのオリジナリティーが光る夏休みの工作にすることができますね。
ダンボールとペットボトルで作る大型のガチャガチャ!
こちらは、本体の材料をダンボールとした場合のちょっと大きなガチャガチャです。
切り出し部は、ペットボトルを使うので基本的な仕組みは同じです。
ダンボールを使った工作をするときには、100均でも売っているグルーガンが便利ですので、是非とも用意したいところです。
グルーガンがあれば、見た目も綺麗ですし、簡単に接着できるので作業効率も上がります。
いろんなダンボールとペットボトルで作るガチャガチャが紹介されていますが、ここでは、もっとも分かりやすいと思ったこちらの動画をご紹介しましょう。
材料は、以下の4種類だけです。
・ダンボール箱
・牛乳パック2個
・ペットボトル1個
・ガチャガチャ用のボール
中に入れるボールはピンポン玉でもいいですし、本物のガチャガチャの商品のようなものでもいいですね。
はじめにこのボールの大きさを決めるのは大切です。
このボールの大きさを前提に全ての寸法が決まってきますからね。
作り方は、以下のように順番に作っていけばいいですので、それほど難しくはないですが、先程の牛乳パックだけの場合に比べるとちょっと製作工程が増えているので、難易度が若干上がっていますね。
①取り出し口を切り抜くぬく
②牛乳パックを切り開く
③レールを固定する
④つまみ挿入部を切り抜く
⑤ペットボトルを切り抜く
⑥牛乳パックの底を貼り付ける
⑦ペットボトルを取り付ける
⑧ストックの底をダンボールで作る
⑨ストック底を取り付ける
⑩上フタを作る
この動画では、寸法については細かく説明されていないので、自分で選んだボールの大きさを前提にして、自分なりに適当な寸法で製作していく必要があります。
これも自分で寸法を決める必要があるため、実際に作り出すと迷うところがいろいろと出てくるでしょう。
でも、作ってみて失敗しても、所詮、材料は廃材を使っているので、どんどん作り直しができるのがいいですね。
失敗を恐れずに作ってみましょう。
作っていくうちにコツのようなものが自然にわかってきますよ~。
完成したら、綺麗に色を塗ったりして見た目を綺麗にすると、ぐっと夏休みの工作らしくなります。
表面積が広いので、絵の具で塗ったり、色紙を貼ったりするといいでしょう。
あるいは、100均でも売っているスプレー塗料でサ~ッと塗っちゃうのも面白いですね。
いろんな色が売っているので、派手派手に塗ることもできちゃいますね。
まとめ
●夏休みの工作にガチャガチャを作るなら、牛乳パックで作る方法が一番簡単。
●ダンボールで作るとより大型のガチャガチャができちゃう。
●基本的な作り方をマスターしたら、自分のイメージでオリジナルにカスタマイズするのも楽しい。