時差ぼけを予防する方法とは?アメリカ出張での実践記
2018/05/02
時差ボケとは、自分の体の中にある体内時計と、現実の時刻にずれが生じることで、身体・精神的に症状が出てくることですね。
たとえば、体内時計が夜のつもりになっていて、体は眠くなっているのに、現実にはまだ午前中のような場合におこります。
時差が大きいほど、時差ボケもひどくなりますので、アメリカやヨーロッパに行く場合には深刻な問題になることもあります。
ここでは、私自身がアメリカ出張したときに実践した、時差ボケを予防した確実な方法を、飛行機に「乗る前」「乗っている間」「降りてから」の3つのステージでご紹介しましょう。
時差ボケ予防、飛行機の乗る前にすることとは?
行き先が決まると時差がわかりますね。
そこから、つまり、飛行機に乗る前から準備できることがあります。
それは、徐々に現地時間に自分の体を慣らしていくことです。
たとえば、ハワイの場合ですと、日本のほうが19時間進んでいます。
つまり、日本で朝7時なら、ハワイは前日の昼の12時となります。
これは、日付を考えなければ、5時間差ということになりますね。
この5時間の内の一部を事前に体に慣れさせるために、少しづつ生活の時間を早めるといいです。
理想的には、朝7時に昼食を食べるように、少しづつ時間をずらしていくと、現地についたときに時差は感じられないでしょう。
しかし、普通の生活をしている人には現実的な方法ではありませんね。
それでも、1時間でも時差を短縮することは可能ですね。
また、次で述べるように、機内では現地時間に合わせて生活することが望ましいです。
そのためには、機内でどのようなタイミングで眠りをとるのかという行動計画を事前に作成しておきましょう。
そして、もし、飛行機の乗るのが朝でも、乗ったらすぐに眠らなければいけないような場合には、前日夜の睡眠時間を少なくしておきましょう。
その逆に、飛行機に乗るのが夜でも、乗ったら起きていなければならない場合には、前日の夜の睡眠時間を長くしておきましょう。
こんな、前日の準備だけでも随分と効果ありますよ。
また、脱水症状は時差ボケの症状のひとつですから、出発当日は水分をしっかりと取りましょう。
時差ボケ予防、飛行機の中では時間設定がポイント!
飛行機に乗ったら、すぐにやることがあります。
それは、腕時計を現地時間に合わせることです。
そして、そこからは、現地時間にいる自分をイメージして、今後の行動は、すべて現地時間を基準にします。
もし、出発時に現地時間が夜なら、食事をしたらすぐに寝ます。
もし、出発時に現地時間が朝なら、絶対に寝ないようにします。
とにかく、現地時間に機内から合わせることが重要です。
飛行機の食事は、基本的に現地時間に合わせて出されることが多いので、食事はとるようにしましょう。
眠りを助けるために、アイマスクと耳栓は準備しましょう。
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また、エコノミー席では、首に巻きつけるタイプの枕も準備しましょう。
飛行機のエンジンの音は結構大きいですが、ノイズキャンセリング付きのヘッドフォンがあれば非常に快適ですので、検討してみるのもいいでしょう。
なんといってもお薦めはBoseのノイズキャンセリング機能付きのものですが、ちょっと高いのが欠点です。
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脱水症状を防ぐために、飛行機内でも水分は十分にとりましょう。
すぐに寝たい場合には、アルコール飲料で寝付きをよくすることもいいでしょう。
但し、飲み過ぎには注意ですよ。
時差ボケ予防、飛行機を降りてからは薬も活用!
飛行機を降りたら、昼間はとにかく太陽の光を浴びて、体内時計を調整しましょう。
長い昼寝はやめましょう。せいぜい30分までとします。
運動等をしてアクティブに動くことが体内時計にもいいですよ。
以上のような対応をおこなっても、時差ボケの傾向が見える場合には、薬を使うという最終手段もあります。
睡眠導入剤は、医師の処方箋が必要ですが、確実ですね。
睡眠補助薬は、ドリエルなどの抗ヒスタミン剤の副作用を狙ったものもあります。
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やはり薬ですから、ひどい時差ボケで、どうしても眠れない時以外は使用を控えるほうがいいでしょうね。
まとめ
●時差の大きな場所に行くときには、事前に機内でも行動計画を作りましょう。
●その行動計画にあった事前準備を前日の睡眠時間の調整でしましょう。
●飛行機に乗ったら、すぐに現地時間に時計を合わせて、現地時間で生活をしましょう。