函館の観光情報!これだけは押さえておきたい7つのポイント!
2018/06/15
函館は、古くから北海道の玄関口と言われ、天然の良港を持つことから港町としても栄えてきた港町で、異国情緒豊かな街としても知られています。
函館に行くには、一昔前までは、青函連絡船で4時間以上もかけて本州から渡ったものですが、現在では飛行機や新幹線でも行けるようになって、随分と近く感じるようになりました。
今回は、そんな函館を観光するときに、とっても役に立つ情報を7つのポイントにまとめてご紹介します。
7つのポイントとは、①函館へのアクセス方法、②函館の寿司情報、③函館のラーメン情報、④函館ならではのお土産情報、⑤子供と一緒に遊ぶスポット情報、⑥函館の日帰り温泉情報、⑦四季折々の楽しみ方情報、など函館観光を楽しむためのポイントが一杯です。
函館は、私の生まれ育った故郷でもありますので、自分の経験も踏まえて、ご紹介していきますね。
はるばる来たぜ~函館♪ってわけで、おもいっきり満喫してください。
きっと函館の街が好きになると思いますよ~。
目次
函館へのアクセス方法のいろいろ!
函館は北海道の南端に当りますし、昔は北海道に渡るためには、まず、青森から青函連絡船に乗って函館に行ったものです。
ですから、北海道に行くといえば、まずは函館に行くことを意味していたんですね。
しかし、飛行機が一般化した現代では、函館を通過して直接札幌に行くことのほうが多くなっています。
また、北海道新幹線も開通したものの、函館駅は通らずに函館のずっと北にある函館北斗駅となったこともあって、もはや玄関口とは言いにくくなってきていますね。
そんな函館に行く方法は、実は沢山あるんですね。
飛行機、新幹線、自動車とフェリー、高速バスといろんな方法があって、値段や利便性に各々の特徴がありますので、その時と状況に、もっともあったアクセス方法を選びたいものです。
私自身も実家である函館に帰省したことは数知れず、その度にいろんな方法を試してみました。
やっぱり飛行機が圧倒的に多いのですが、その他の方法もコスト面や旅情面からは捨てがたいものです。
ここでは、いろんな函館へのアクセス方法の中から、特にコストに着目して、もっとも安く行く方法についてご紹介します。
>>>東京から函館への格安な行き方については、こちらからどうぞ。
>>>大阪から函館への格安な行き方については、こちらからどうぞ。
飛行機で行くのが一番時短になるのは確かですが、やっぱりコストが気になるところですよね。
ここでは、函館行きの飛行機のチケットを格安でゲットできる方法をご紹介します。
これは私自身がずっとやってきた方法ですので、実践的ですよ~。
2016年3月に北海道新幹線が開業したことによって、新幹線で行くのがいいのか、飛行機がやっぱりいいのか、迷うことになりました。
まずは、料金面ですが、北海道新幹線を利用するには、どんな方法がお得なのでしょうか。
「えきねっと」や「モバイルSuica」など、いろんな方法がありますので、ここでは、お得なきっぷの購入方法についてご紹介します。
北海道新幹線には、「グランクラス」というグリーン席よりも上等な特別席が用意されています。
このグランクラスのサービスや快適度合いや料金など、とっても気になりますよね。
ここでは、グランクラスの座席や食事や飲み物など全体のサービスレベルを確認して、飛行機と比較してみました。
いったい、グランクラスってどれぐらい快適なんでしょうね。
最近、とうとう東京⇒函館のフライトにもLCC(Low Cost Carrier)が飛ぶようになりましたね。
LCCは、確かに他の航空会社に比べると圧倒的に安いのですが、安さと引き換えに、便数の少なさや、手荷物の制限などの注意すべき点もあります。
ここでは、LCCのバニラ・エアを利用するときの注意点やコツをご紹介します。
函館のグルメといえば、やっぱり海鮮丼と寿司!
海に囲まれた函館ですから、グルメといえば、まずは海鮮料理が思い浮かびますよね。
函館のちょっとした居酒屋なら、どこでも新鮮な刺身を食べることができます。
特に、活イカの刺身は是非とも食べてほしい逸品ですね。
文字通り生簀から生きているイカを取り出して、すばやく捌いて透明なイカを刺身で食べると、コリッコリの食感が最高です。
イカは生きが下がると色が白く濁って柔らかくなってしまいますが、活イカの場合は刺身を箸で持ってもダランと下がらずにピンとしています。
下足の部分は、茹でるか焼いてくれたりしますね。これもいけます。
酒はぬるめの燗がいい~♪肴はあぶったイカでいい~♪って感じですね。
なお、活イカは漁があったときしか入荷しないので、必ずあるってわけではありません。
また、お店が活イカを扱っているかどうかは事前に確認が必要です。
さすがに、どの店でも食べれるってわけではないですから。
函館朝市では、イカの釣り堀があって、そこで釣ったイカをその場でササッと捌いてくれるので、楽しくて美味しいので、子供連れにはおすすめですね。
函館朝市には、海鮮丼屋さんがたくさんありますが、なかでも活イカの海鮮丼はビジュアルのインパクトが大きいです。
醤油を垂らすと、ご飯の上でイカの足が動き出すので、子供なんて大喜びですよ。
海鮮丼は、函館朝市の「どんぶり横丁市場」に集中していますが、お値段はちょっと高目です。
そんな中でも、格安のお店やコスパのいい店はありますよ。
そして、新鮮な海鮮といえば、やっぱり「握り寿司」を外すわけにはいきません。
函館には、回転寿司でも「函太郎」のようなレベルの高い店がありますが、できれば回らない寿司屋の名店を訪ねたいものですね。
ここでは、そんな函館の寿司の名店をご紹介します。
高級店からコスパの良いお店まで色々ありますので、予算に合わせて、行く店を選ぶことができます。
また、もっと気軽に函館の寿司をランチで安く食べたいってときもありますよね。
ランチですから「千円ぐらいで食べたいな!」ってときでも、函館にはそんな安いお寿司を食べれるお店もあるんです。
ここでは、函館の安い寿司ランチの店をご紹介します。予算は1000円です。
函館の海鮮丼もとっても人気ですよね。
函館駅前の「どんぶり横丁市場」にほとんどの海鮮丼屋さんが集中しています。
大体1,500円~2,000円ぐらいですから、関東の感覚だと、ちょっと高い印象ですよね。
ここでは、そんな中でも、格安のお店や、コストパフォーマンスのいい海鮮丼屋さんをご紹介しましょう。
函館ラーメンといえば、やっぱり塩ラーメン!?
北海道には、地方によって美味しいラーメンが沢山あります。
札幌の味噌ラーメン、旭川の醤油ラーメン、そして、函館の塩ラーメンが、北海道の三大ラーメンとして有名ですよね。
とは言っても、北海道なら、どこのラーメン店でも大体は、塩・味噌・醤油の3種類から選べるのが普通です。
ですから、函館でも塩ラーメンで有名な店でも、味噌ラーメンもメニューにあるのが普通なんですね。
ここでは、函館のラーメンの名店をご紹介します。
まずは、函館らしい透明なスープの塩ラーメンを食べてほしいですね。
一番のおすすめは、私の大好きな「青龍軒」です。
透き通った美しいスープで、580円という安さが最高です。
先程、ホームページを確認したら、2017年4月28日に閉店とのこと。
驚きです。とっても残念です。
もう一度食べたかったな~。
では、函館には「こってり系」ラーメンはないのか?といえば、数はそれほど多くはないですが、ちゃんとあるんですね。
私も個人的には、あっさり塩味が好きですが、たまには「こってり系」を食べたくなることもあります。
そこで、ここでは、函館のこってりラーメンの人気店をご紹介しましょう。
いわゆる全国チェーンの天下一品のようなドロドロ系は少ないですが、味のこってり系はちゃんとありますよ~。
函館のお土産!押さえておきたいポイントは?
函館に来たら、お土産を何にするかって迷いますよね。
やっぱりメインは、海鮮が有名ですね。
「函館朝市」や「ベイエリアのはこだて海鮮市場」あたりが観光客向けですが、地元の人なら「はこだて自由市場」や「中島廉売」に行きます。
特に「中島専売」は、昔からある市場で庶民の食べ物が安く売っていますよ。
また、「スナッフルズ」に代表されるような、お洒落で美味しい洋菓子もありますし、地元で人気のお煎餅のお店もあったりします。
ここでは、函館土産として押さえておきたいおすすめの品やお店をご紹介します。
せっかく買っていくお土産ですから、あげた人に嬉しいと思われるようなものにしたいものですよね。
そのためには、お土産を渡す人が若い人と、年配の人ではやっぱりお土産も変えたほうがいいですよね。
そこで、ここでは、北海道のお薦めのお土産を年齢別に分けてみました。
お爺ちゃんへのお土産と、孫へのお土産では、違ってきて当然ですよね。
函館を子供と一緒に観光するときのポイントは?
函館に子供も一緒に来た時には、子供が遊べる場所もコースに入れておきたいものですよね。
函館には、昭和を感じるとってもレトロな雰囲気満載の「函館公園」があります。
私自身が小さかったころに乗った乗り物が今でもあるのを見ると、なんとも嬉しくなってしまいます。
飛行機のような乗り物をワイヤーで釣ってグルグル回るものや、高さ5mほどの観覧車や、小さな電車など、どれも懐かしくて暖かい感じのする乗り物ばかりです。
また、車で1時間程走れば、大沼公園がありますので、そこで、手漕ぎボートや足漕ぎボートに乗るのも楽しいですね。
ここでは、そんな子供と一緒に行きたいスポットをご紹介します。
函館の日帰り温泉はいろいろあるよ!
函館の温泉といえば、なんといっても「湯の川温泉」が有名ですね。
湯の川は、函館の奥座敷とも言われていましたが、函館駅から車で20分程なのでとっても便利な場所なんです。
ホテルも沢山あるので、湯の川のホテルや旅館に宿泊するときには、温泉は入り放題です。
でも、函館駅近くのホテルに宿泊した場合には、温泉が無いところが多いので寂しい思いをすることもあります。
そんなときには、日帰り温泉に行ってみるのがおすすめです。
ホテルの大浴場を日帰り利用することも可能ですが、特に、おすすめしたいのは、函館山の麓にある「谷地頭温泉」ですね。
ここは、湯の川温泉のような透明な湯ではなくて、茶色の濁ったお湯です。
銭湯ですから安いですし、とってもポカポカになります。
ただ、湯船のお湯は相当熱いのでそのつもりで行きましょう。
ちょっと不思議な、でも、とっても素敵なお湯を、是非とも体験してほしいですね。
函館は四季折々の楽しみもいろいろ!
函館の春の花見はまだちょっと寒い?
函館の桜は、ゴールデウィークの頃にやっと咲き始める感じですから、東京から比べると約1ヶ月遅れってことになります。
ゴールデウィークに函館に行く時には、花見にピッタリのシーズンですね。
五稜郭公園の夜桜などは、見応え十分ですよ。
函館の花見の時期の気温は、まだちょっと寒いですが、花見しながら、ジンギスカンをやって食べる人も大勢います。
北海道の花見といえば、ジンギスカンで酒を飲むって感じがしますね。
手ぶらでも大丈夫なところもありますので、この時期に行くなら是非とも試したいですね。
ここでは、函館の花見のおすすめスポットをご紹介します。
函館の短い夏のおすすめの風物詩はこれ!
北海道の夏はとっても短いです。7月と8月の2ヶ月って感じです。
そんな函館の夏祭りといえば、「函館港祭り」が有名です。
市内でパレートがあったり、花火大会があったりで短い夏をみんなで思いっきり楽しみます。
特に、花火大会は盛り上がりますね。
ここでは、函館港祭りの花火大会を見るために、お薦めのホテルや場所をご紹介します。
函館港祭り花火大会周辺の観光スポットはこちらをどうぞ。
また、少し小規模ですが、「湯の川温泉花火大会」もあります。
こちらは、「灯籠流し」もあって昔ながらの風情を感じることができます。
短い夏には、思いっきりアウトドアで楽しみたいものです。
函館の有名な高規格なキャンプ場なら、「白石公園はこだてオートキャンプ場」ですね。
設備が整っていてとっても綺麗なキャンプ場です。
また、無料のキャンプ場なら、道南屈指といわれる有名な「東大沼キャンプ場」がおすすめです。
ここでは、キャンプやバーベキューのおすすめスポットをご紹介します。
函館の秋の紅葉のおすすめスポットは?
函館の紅葉は、10月から11月にかけてになりますね。
11月には、もう初雪も降り始める頃ですから、隨分冷え込み始める頃です。
そんな函館の紅葉で思いつくのは、やっぱり香雪園や函館山周辺の坂道の紅葉ですね。
特に、函館山の坂道の上から見た街路樹の紅葉と遠くに見える函館港の海は、最も函館らしい風景でもあります
ここでは、そんな函館のお薦めの紅葉スポットをご紹介します。
>>>続きはこちらをどうぞ。
香雪園周辺の観光スポットはこちらをどうぞ。
函館の冬のクリスマスやスキーの楽しみ方は?
函館は異国情緒のある街ですから、有名なハリストス正教会など、函館山の麓にはキリスト教の教会が並んでいます。
クリスマスイブにはそんな教会の礼拝に参加してみるのもいいものです。
荘厳な雰囲気のなかでクリスマスをそっと迎えてみるのも素敵ですよ。
ここでは、教会のクリスマスの礼拝についてご紹介します。
ハリストス正教会周辺の観光スポットはこちらをどうぞ。
また、賑やかで華やかなクリスマスなら、ベイエリアに毎年巨大なツリーやイルミネーションが登場して、花火が打ち上げられて盛り上がります。
ここでは、デートにもぴったりのロマンチックで華やかなクリスマスについてご紹介します。
はこだてクリスマス・ファンタジー周辺の観光スポットはこちらをどうぞ。
北海道の冬のスポーツといえば、やっぱりスキーやスノーボードですよね。
函館の市内にはスキー場はありませんが、大沼公園のほうに足を伸ばせば、いくつかあります。
特に、ゴンドラのある「函館七飯スノーパーク」がおすすめですね。
日本最長級の約4kmのダウンヒルは、それほどの急斜面もなく、とっても滑りやすくて楽しいコースです。
ただ、子供が小さかったり、空いているスキー場がお好みなら、「グリーンピア大沼スキー場」の方がいいですよ。
ここは、こじんまりとしたスキー場ですが、とっても雰囲気が良いですし、それほど混み合わないのがいいですね。
スキーの練習するのに適切な緩斜面が続きます。
函館のお正月はちょっと変わっている!?
北海道のお正月って、ちょっと特徴があるんですね。
まず、北海道では「年越し」が1年で1番の御馳走を食べる日なので、大晦日におせち料理も食べちゃうんです。
じゃあ、正月は何を食べるの?って思っちゃうかもしれませんね。
ここでは、北海道の年越しとお正月の習慣についてご紹介します。
函館の正月に欠かせないものといえば、「繭玉飾り(まゆだまかざり)」「口取り(くちとり)」「くじら汁」などがあります。
ちょっと聞き慣れない言葉からもしれませんが、私が小さい頃には普通にどこの家でも飾ったり、食べたりしたものです。
ただ、今ではあまり一般的ではなくなってきている傾向ですね。
こんな文化は後世に伝えていきたいものです。
ここでは、そんな函館の正月に欠かせないものをご紹介します。
函館のお正月に、やっぱり「くじら汁」が欠かせませんが、私の函館の実家でも、父母が亡くなってからは、すっかり作ることもなくなりました。
年末になると、スーパーには材料となるクジラの脂肉や山菜が必ず売られていますから、今でも作っている家庭が多いと思います。
このくじら汁は本当に美味しいですよ。癖になる味です。
小さい頃にはこの美味しさがわかりませんでしたが、大人になってから、この旨さに感動したものです。
私個人としては函館のソウルフードと思っています。
なお、このくじら汁は、東京でも作ることはできるんですよ。
ただ、北海道のように、大鍋で大量の作って、その鍋を外に出しておいて保存することはできませんが、それ以外は大丈夫です。
ここでは、母から直伝のくじら汁の作り方をご紹介しましょう。
問題は、「クジラの脂肉」の調達ですが、これは通販で買うことができます。
函館の正月の味を自分で作ってみませんか。
まとめ
●函館のアクセス・グルメ・お土産・子連れ・温泉・四季折々の楽しみなどを網羅的にご紹介しました。
●これでも函館を語りきった感じはしていませんが、少しでもお役にたてば幸いです。
●函館は、四季各々の良さがありますから、その時期の良いところをじっくりと味わってきてください。楽しい旅になるといいですね。