築地場内の寿司屋、寿司大と大和寿司には移転前に行っておきたい!
2018/05/01
築地市場の「場内」と言われるエリアは、2016年11月に移転する予定でしたが、いろいろな問題続出で現在は延期になっていますね。
それでも、やっぱり、1年や2年後には移転することになるんでしょうね。
もう豊洲は出来ちゃってるんですから、使わないわけにはいかなでしょうし・・。
まあ、ちょっと先には、築地場内の寿司屋も一緒に今の場所から消えて無くなるという事実は変わらないでしょう。
だから、やっぱり、残された時間はあまりありませんね。
今の内に、築地場内の有名な寿司屋には行っておきたいものです。
あの雰囲気は今しか味わえません。移転したらもっと綺麗で近代的になるでしょうけど、今とは別物の築地場内になるでしょうからね。
ここでは、築地場内を代表する超有名な「寿司大」(すしだい)と「大和寿司」(だいわずし)についてご紹介しましょう。
築地場内の寿司屋が移転してしまう前に一度は行っておきたい
築地市場は、世界最大の水産物取扱量があると言われている大市場ですが、今後、豊洲に移転する予定です。
移転の時期は諸問題が噴出して確定していませんが、現在の築地市場の老朽化は激しいですし、移転は時間の問題でしょうね。
築地市場には場内と場外の2つがありますが、移転するのは場内のほうで、場外はそのまま残る予定です。
場内市場とは、プロの買い付け人が買い物をする場所のことを言いますが、今では、一般の方も入ることができます。
場内市場には、「魚がし横町」という場所があり、元々は、築地市場で働く人たちが買い物や食事をする場所でした。
プロが食べる場所なので味のレベルは高いと言われます。
そんな築地場内市場の寿司屋も近いうちに、今の場所にはもうなくなってしまうのです。
なんとか、移転前に場内の寿司屋に行っておきたいものですよね。
場内には寿司屋が何軒もあり、それぞれレベルの高い寿司を出していますが、なんと言っても有名なのは、「寿司大」と「大和寿司」の2店でしょう。
特に「寿司大」は長い行列のため、2時間~4時間、ときには6時間待ちもあるという、完全にディズニーランドのアトラクション待ちのはるか上をいく寿司屋です。
「大和寿司」も行列ができますが、親子で2軒分の広さがあることと、職人さんの握りが早いために、寿司大よりは待ち時間は短いです。
なお、築地場内の寿司屋はどこも狭くて、カウンターだけの店が多いです。
基本的には、「おまかせ」を頼むのがお得でしょう。
相場としては、約4,000円です。
まあ、金額だけを見れば、そう安くはないですが、同じものを銀座で食べると10倍すると言われているので、コスパがいいと言われています。
驚きなのは、生の魚は苦手と思われていた「外人さん」が何時間も待って寿司を食べに来ています。
なんと行列の半分以上は外人さんですよ。
狭い店内なので、大きな手荷物を持っているお客様をお断りする店もありますので、事前にロッカー等に入れておきましょう。
にぎりは、職人さんが順番に1個づつ出してくれるのが普通です。まとめて下駄に載せて出すことは、あまりしません。
端っこの席で職人さんの手が届かない場合でしょう。
築地場内の寿司大に移転前に一度は行っておきたい
寿司大にはいつも行列があります。
並ぶ時間が2時間なら短いほうで、4時間~6時間待ちということもあります。
外人が持っているガイドブックには「数寄屋橋次郎」等の名店の寿司を1/10の値段で食べれる店として紹介されているらしいです。
開店が5時ですが、初めのロットに入るには、午前3時から並ぶのがおすすめです。
実際の寿司大への並び方の作法については、こちらの体験レポートも参考にどうぞ。
「寿司大に行ってきた!行列は何時から?並び方は?待ち時間は?」
午前3時からとなると、とにかく始発電車で築地についてからでは、もう相当の行列になっています。
始発電車では、既に遅い・・という驚きの事実です。
では、どうすればいいか・・?
寿司大の待ち時間を最短化する方法について、こちらの体験レポートも参考にどうぞ。
「築地の寿司大の待ち時間最短化の方法と賢い駐車場の選択とは?」
夜にゆっくりビールと一緒に寿司をつまむ、という訳にはいかず、早朝に朝食をリッチに寿司というのが築地場内のお決まりです。
そりゃそうですよね、本来は場内で働くひとのための店なんですから。
それにしても本来の場内の人は絶対に食べられないのではないでしょうか。 まさか、場内の人が並ぶとも思えませんから。
なお、待ち時間の目安(時間)=自分より前にいる人数÷12 とのことです。
つまりカウンター席が12席あり、一人の平均滞在時間が1時間ということからの想定のようですが、これが大体合っています。
もし、60人が並んでいたとしたら、5時間待ちということですね。
メニューは「旬魚」おまかせセット(にぎり10貫+卵焼+お椀+お好きな握り1貫)が4,000円で、にぎり寿司セット(にぎり7貫+巻物1本)が2,600円です。
まあ、大抵はおまかせセットにしますね。
長い待ち行列の後で、やっと、お店に入ると、「長い間おつかれま様でした~」と笑顔の板前さんに迎えられます。
店に入る前に注文はとってくれるので、すぐに、寿司が出てきます。
この店の雰囲気は非常に和やかで、ゆっくり食べてくつろいでくださいね、という雰囲気をすごく感じる空間です。
食べることを、ゆっくりと、楽しんでください、っていう店のポリシーなんでしょうね。
そして何時間も立ちっぱなしで待っていたことを忘れさせてくれる握りの芸術と感動の1時間がゆっくりと過ぎていくわけです。
私の実際の体験レポートはこちらを参考にどうぞ。
「築地の寿司大に行ってきた!店長おすすめメニュー体験レポート!」
また、寿司大についてまとめたこちらも参考にどうぞ。
築地場内の大和寿司に移転前に一度は行っておきたい
大和寿司もカウンターのみの店ですが、2軒分あるので、寿司大の2倍の広さがあります。
親子で隣同士に店を構えているのです。開店は5時半です。
こちらも行列のできる店ですが、こちらは60人待ちでも1時間程度待てば店に入れます。
こちらも待っている人の人数から待ち時間を想定すると、待ち時間の目安(時間)=自分より前にいる人数÷(12x2)x0.5時間
のようになるのではないでしょうか。
つまり、カウンター席は12席x2=24席となり、一人あたりの滞在時間が30分と想定しました。
カウンターの数が2倍あり、握るのも早いので全体に回転が早いようです。
寿司大は角にあるので、長く行列をつくることができますが、大和寿司は横町の真ん中にあるため、並ぶ場所を限定しています。
そのため5例以上は並ばせないので、最後尾につけない人はその辺でウロウロするしかないという状況になります。
こちらもほとんどの人が「おまかせセット」を頼みます。こちらは、握り7貫+巻物1本+お味噌汁で、3,500円です。
外人がたくさんいるのは寿司大と同じですね。
大和寿司の雰囲気は、寿司大とはちょっと異なっていて、サッと握って、サッとつまんで、サッと席を立つという、いわゆる伝統的な正統派江戸っ子のファストフードのお店なのです。
ただ、ネタは寿司大よりもちょっと大き目なのは嬉しいです。
混雑のピークは、土曜の12時頃。狙い目は、平日の朝が良さそうです。
大和寿司について、まとめたこちらも参考にどうぞ。
まとめ
●築地の場内市場が、豊洲に移転する前に、場内の有名な寿司屋、「寿司大」と「大和寿司」には是非とも行っておきたい。
お店では、迷わず、「お店のオススメ」を食べましょう。
●寿司大は並ぶこと必須。2時間~6時間待ちということもあるので、とにかく早く行って並ぶことが必要。
でも、並んだだけの価値はきっとあるでしょう。
●大和寿司は2軒分あるので広いことと、スピーディーな握りによりお客さんの回転は結構速い。
60人程度並んでいても1時間程度で入れるでしょう。こちらも、ならんで食べる価値を見いだせると思います。
●是非とも、この2つのお店だけは一度行っておきたいですね。
できれば、他にもいい店あるので、そっちも行きたいなあ・・・